【白崎海洋公園キャンプ場 2018/4/29宿泊】
・キャンプサイト 電源無し(約64㎡) 10,000円
・施設使用料 一人500円
【白崎海洋公園キャンプ場 宿泊レビュー】
白い岩に囲まれているキャンプ場ということで、他のキャンプ場では味わうことのできない景色が広がっています。雑誌などでは「日本のエーゲ海」と紹介されており、ダイビングスポットとしても有名です。
展望台からの眺めもよく、石灰岩の白い岩肌と海のコントラストが素晴らしかったです。天候が良ければ四国や淡路島を見ることができます。
夕日も朝日もきれいです。
ただ、色々な方の口コミにあるように、風が強くてテント設営が大変でした。
いつも風が強いわけではなく、強風がない日もあるそうなのですが、この日の天気予報では風速4~7(m/s)。
キャンセルするべきかどうかぎりぎりまで悩みました。
電話確認してみたら、何かあっても駐車場は無料開放されている所があるのでそちらで車中泊をしても大丈夫ですよとのこと。
せっかくの連休なのでとりあえず現地に。
今回テントを張ったのはキャンプサイト 電源無しの区画です。繁栄期なので、一番料金の高い10000円でした。
値段設定には4段階あり、オフシーズンや平日には3000円から借りることができます。電源なしサイトでの宿泊料は今までのキャンプ場で一番高い値段でしたが、他では経験できない立地であることと、ソロキャンプで10000円は高いですが、親子5人での宿泊だったのでそこそこかなという感じです。
↑チェックインの時間が一番風が強い時間帯だったのもあり、テント設営中は風にだいぶ悩まされて、バタバタとテント生地がはためきました。
(一日目は天気が良くて白い岩と青い空のコントラストを楽しむことができました)
設営後は風もほんの少しだけ落ち着き、きっちりと設営すればそこからはなんとか大丈夫でした。実際に風速がどれくらいだったかはわかりませんが、この日は皆さん風に苦心しつつも全員テントを立てることができており、撤収された方もいませんでした。
ただ、自分が風対策をしていても、自分の区画内にボールや紙コップや皿が飛び込んできたりすることがありました。
風にあおられてタープや椅子やペグまでも飛んでくるのではとひやひやしました。
端のテントサイトを割り振ってくれていたので、少し隣と距離をとることができたのが幸いでした。
風対策として、テントやタープをしっかり固定することはもちろん、使わないものはたたんで一まとめしたり、飛ばない食器などを使用したりするといいと思います。
テントを留守にしている間にテント倒壊ということもあるので、雨や風などの天候には注意。
火の粉でテントに穴をあけてしまったりするのも嫌ですが、強風でテントに火が燃え移ったりすると命が危険なので、火の始末もしっかりと。
あと、岩場の間にある土地のためか地面が少し固く、ペグがささりにくかったです。
貧弱なペグだと折れてしまうか、差し込んでも風でペグごと飛んで行ってしまうと思うので、ペグの準備はしっかりすることと、ロープの予備もある方がいいと思います。
テント購入時に付属しているようなアルミ製やプラスチック製のペグではなく、鍛造のペグは必須です。
ペグを必死に打ったせいか、以前の利用者の人のペグがささったままというのが区画内で3か所あったので、ペグでテントが破れたりしないように位置を調整しました。
抜くことができれば抜いたのですが、かなり固くて無理でした。
翌日朝日を見るために早起きしましたが、共通の通路部分にフラッグなどの飾りが飛んできていたので、風が強い時には飾りも最小にした方がいいかもしれません。
あと、近場に木などがなく日陰はほとんどないと思うので、夏のキャンプの時には暑さ対策も必要だと思います。
↑今回もタープにカヤを付けました。
いつもはプライバシー確保や虫対策として使っていましたが、風対策にもなりました。
中から外の景色を眺めることができるうえに、机の上のものが飛んだりすることがなかったので便利でした。
風対策として、いつもロープをつけて固定しないところまでペグを打ったので、少々設営に時間がかかりました。
電源付きのオートサイトは駐車スペース込みですが、電源無しのキャンプサイトは近くのキャンプサイト専用駐車場に駐車することになります。
それほど遠くもなく、荷物の積み下ろしの時には車の乗りつけも大丈夫ということだったので、不便には感じませんでした。(↑写真の右端に専用駐車スペースが写っています)
受付をする建物に大浴場があります。大浴場が併設されているキャンプ場は珍しいですね。
今回は連休で宿泊客も多く、ダイビング客なども利用するということなので、違う温泉施設を利用しました。
宿泊した日は、家族連れや学生仲間など比較的若い方中心にキャンプされていました。
夜遅くまで話をしたりする人がいたりしましたが、管理人が声掛けをするキャンプ場ではない時には結構あることなので、仕方がないかなと思い就寝しました。
一番音が気になったのは、キャンプサイト専用駐車場に車を止めて、そこでエンジンをかけたまま車中泊をする方がいたことです。
夜中の風の音も結構ありましたが、一晩中エンジン音が聞こえてくるとなると駐車場と近い区画だと気になる方は気になると思います。
オートキャンプ場なんだからテントで寝てくれたら・・・と思いましたが、ここのキャンプ場は風が強く、ポールが折れたり、地面が固くてペグがささらずにテントを固定できなかったり、テントやタープが裂けたり、テントが吹き飛んでしまって朝を迎えることができずに撤収したり・・・ということがあるそうなので、そんな理由もあったのかもしれません。
宿泊した日は繁栄期で値段が一番高い日で満室でした。
こちらは風をそこまで気にしなくていいので、家族やグループでわいわい過ごしながら景色を楽しむのもいいと思います。
繁栄期でしたが、こちらは広々として余裕がありました。
子供が遊ぶ場所というのは特に用意されていませんでしたが、展望台があったり、シャクシの浜を見ることができたり(海水浴は禁止)、遊歩道があったりするので、ゆったりと時間を過ごせます。
早朝の景色も、夜の散歩も、月や星の観察も楽しめるキャンプ場だと思います。
岩場から見える朝日と月はとても綺麗でした。
シーサイドデッキは少し壊れかけの箇所はありましたが、敷地内にある道の駅パークセンターで購入したお惣菜などをもって景色を見ながら食べるのは気持ちがよかったです。
近くのスーパーは車で15分くらいの所で、ちょっと買いものに・・・という距離ではないので、準備物はしっかりとしたほうがいいと思います。
受付の方の対応はよく、電話でも丁寧に対応していただけました。チェックインの時にとれたてのみかん(はっさく?忘れてしまいました)をいただけたのも嬉しかったです。
キャンプ場の宿泊料金とは別に施設使用料が一人500円必要です。
場内が広いにも関わらずトイレや炊事棟がきれいに管理されていたので、気持ちよく利用することができました。
↑写真の左端にみえる建物がトイレです。
毎回となると大変なキャンプ場だとは思いますが、この景色の中でのキャンプはいい思い出になると思います。
【白崎海洋公園キャンプ場 施設情報】
〒649-1123 和歌山県日高郡由良町 大引
0738-65-0655
https://www.shirasaki.or.jp/
※(2018/9/6追記)
ただいま、白崎海洋公園は台風21号の影響により全面閉鎖となっているようです。
※(2019/1/20追記)
現在も復旧の目途が立っておらず、電話、メールでのお問い合わせ等も不可となっております。
※(2020/9/25追記)
気付くのが遅くなりましたが、いつの間にかキャンプ場が再開されていたようです!キャンプ場の再開はもうないのかなと思っていたところだったので嬉しいです!
台風被害によって大浴場の利用はできないようで、最寄りのお風呂屋さんが紹介されていました。
10月に入ると風向きが切り替わって強風になるそうです。
風予報は1.5倍が目安になるとのことなので、これから宿泊される方は天気はもちろんのこと風予報もチェックが必要となるでしょう。
他にはなかなかない独特な景色の中のキャンプを楽しんでみては。
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