外側のポケット容量がかなり大きいバッグを、マグネットボタン付きにリメイクすることにしました。ボタンを後付けして、物落ちを防ぎます。
生地に穴を開けるだけの留め金タイプは簡単ですが、
■購入したばかりのバッグに穴を開けたくない
■バッグのデザインを変えたくない
(購入したバッグは帆布生地で布が一枚のため内側で処理することができず、バッグの外に金具の座金が出てしまう)
……ということで、縫い付けタイプのマグネットボタンを選択。
ただ、マグネットボタンをそのまま縫い付けるとバッグの表面に糸が見えてしまうので、間に生地を挟んで裁ほう上手で接着することにしました。
■使用したマグネットボタン
■マグネットボタンの種類
1,縫い付けタイプ
2,差し込み(割り足)タイプ
3,カシメ(打ち付け)タイプ
4,中付けタイプ(隠しマグネット)
5,取り付けタイプ
■布用接着剤「裁ほう上手」も使用
■マグネットボタンの取り付け作業開始
1,マグネットボタンよりも少し大きめに生地をカット
2,カットした生地の端を処理
3,マグネットボタンを生地にに縫い付け
4,裁ほう上手を軽く塗ってバッグと接着
■マグネットボタン取り付け完成
■縫い付けマグネットボタン紹介
■縫わないマグネットボタン紹介
使用したマグネットボタン
▲今回は、凹凸の少ない薄いマグネットボタンを選択。
▲マグネット TMG-5S 21mmぬい付 2個入 418円
厚みが少なく、ちょうどいい磁石の強さ。
【手芸センタードリーム 2020/2/10購入 】
- マグネット TMG-5S 21mmぬい付 2個入 418円
- 帆布生地 452007 ハードオックス 0.10m×@1,380円 138円
- 合計 556円(税込)
10cm分だけ購入ですが、縦10cm×横1mなので結構余りました。
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マグネットボタンの種類
▲家にあるマグネットボタン(マグネットホック)はこのような感じ。手芸店や100円ショップで購入したもの。※一番右は普通のスナップボタン。
今回はバッグを傷つけずにマグネットボタンを付けたかったので、縫い付けタイプを選択しましたが、マグネットボタンには色々な種類があります。
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1,縫い付けタイプ
バッグやポーチの留め具によく使われるマグネットボタン。仕上がった作品や既製品にも後付けできて便利。大きさ・厚み・形・カラーも様々。2,差し込み(割り足)タイプ
生地に切れ目を入れて、2本の割り足と座金を通して折り曲げるだけ。縫い付け作業なしですっきりとした見た目。バッグの留め具などに。3,カシメ(打ち付け)タイプ
針と糸は不要で、打ち具を使って付けるマグネットボタン。市販品のような仕上げりに。4,中付けタイプ(隠しマグネット)
後付けはできませんが、外側から見えないように内側に仕込むことができます。生地の間に挟んで縫うので、表面が綺麗に仕上げります。5,取り付けタイプ
バッグなどに後付けできるタイプのマグネットボタン。切込みや縫い付けの必要がなく、ペンチで挟むだけの簡単仕様。ただ、どこにでも付けれるわけではなく、バッグの外側に金具部分が少し見えてしまうのも難点。・
スナップボタン(ボタンホールのいらない凸凹で一組のボタン)を付けるのが下手くそなので、挟むだけ・切込みを入れるだけといったマグネットボタンはとても便利。
大きさ・厚み・磁石の強さ・素材・形状・カラーなど、それぞれに特徴があるので、用途に合ったものを選ぶ必要があります。磁石が強力なものは開けにくかったり、生地が引っ張られて傷む場合もあるので、その辺も考慮。
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布用接着剤「裁ほう上手」も使用
裁ほう上手は「針・糸いらずの布用接着剤」がコンセプトの商品。時間がない時の修繕に便利。朝出かける時に気付いたスカートのほつれ直しなど、塗るだけで簡単に接着することができます。ミシン・針・糸いらずで、小物のハンドメイドも楽しめます。
▲以前は17gのものを使用していましたが(写真左)、120gの大容量タイプが出たのでそちらも2020年2月10日にAmazonで追加購入。
【Amazonで購入 2020/2/10注文】
- コニシ ボンド 裁ほう上手 120g 05626
902円(税込)
裁ほう上手は、17g・45g・120gとサイズ展開があり、固形のスティックタイプは携帯に便利。
「裁ほう上手」はアイロンを使えばより速く接着でき、針と糸を使わない割に接着力は強力。洗濯・ドライクリーニングもOK!
※薄手の生地はシミの原因になったり、接着できない生地も有。
■ほつれ修繕・補強
■カバン・巾着・入園入学グッズなどの製作
■リボン・レースなどの装飾
■名札・ゼッケン・ワッペンつけ
■ミシンを使用する時などの仮止め
……など、色々な面で使用することができます。ミシンを使用する時の仮止めにも。
装飾が簡単にできるので、子供もハンドメイドを楽しむことができます。子供が手芸本として参考にしたのは、かんたん・かわいい・おしゃれ! 子どもの手芸レッスンBOOK
解説が丁寧にされているので、親が最初から最後までつきっきりにならなくても大丈夫なのが有難いです。
バッグ、巾着、ブックカバー、着せ替え人形、ヘアゴム、マフラー、チャームなど約50点の作品が紹介されており、どれもデザインが可愛いです。小学校低学年からでも楽しむことができます。
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マグネットボタンの取り付け作業開始
1、マグネットボタンよりも少し大きめに生地をカット
138円で購入した生地を、マグネットボタンよりも少し大きめにカット。凹・凸のボタンを付けるので2枚用意。
今回は□に生地をカットしましたが、引っかからないように角を少し丸くカットするのがベター。
2、カットした生地の端を処理
帆布などの糸目が粗い生地は、端からほつれやすいので端処理は必須。端を折り返して縫う処理をしようと思ったのですが、生地が厚めのため凹凸感が出てしまうので、裁ほう上手を生地の端に軽く塗るだけの端処理にしました。×2枚
3、マグネットボタンを生地に縫い付け
バッグ・帆布生地に似た糸を選択して、マグネットボタンをカットした生地に縫い付け。×2枚分4、裁ほう上手を軽く塗ってバッグと接着
マグネットがついた生地の裏面に裁ほう上手を軽く塗ってバッグと接着。裁ほう上手でリボン・レースをつける時には特にアイロンは使用していませんが、ボタンを留めたり外したりと何度も負荷がかかる場所なので、アイロンを使って強力に接着しました。
アイロンを使うとくっつくまでの時間の短縮にもなります。×2か所
裁ほう上手を塗りすぎるとはみ出てくるので、塗る量はほどほどに。付属のヘラを使うと便利。裁ほう上手は速乾タイプではないので、慌てて作業しなくていいのも便利。
アイロンをすべらせて使ったり、強く当てすぎると失敗しやすいので注意。アイロンに裁ほう上手が付かないようにするには、当て布をすると◎。
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マグネットボタン取り付け完成
▲バッグの外ポケットに、二か所マグネットボタンを取り付け。
普段「裁ほう上手」のボンド跡は気にならないのですが、今回は真っ黒の生地なうえに、端処理に裁ほう上手を使用したので少し見えている状態。
※端処理に裁ほう上手を使用しない場合はもっと綺麗な仕上がりになるかと。
ボンドがはみ出た部分は除光液を使ってもいいかもしれませんが、生地によって合わないこともあるので注意。
今回は除光液で少し修正できましたが、基本的には「付いてしまったボンドは剥がせない」と考えて丁寧に作業。
▲2つのボタンをくっ付けた状態。写真では少し見えやすいように少しめくっていますが、外からボタンは見えません。
購入した時のバッグのデザインを変えることなく、マグネットボタンを装着できました。
最初は直接マグネットボタンを縫い付けようかと迷いましたが、縫い糸が外に見えない形に仕上げることができて良かったです。
外側の大きなポケットにマグネットボタンを付けた事で、携帯電話や鍵を入れたままにしておくのは怖いと思っていた心配がなくなりました。他の外ポケットにも必要に応じて取り付け予定。
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縫い付けマグネットボタン紹介
可愛い「縫付マグネット」を購入。
- KIYOHARA サンコッコー 縫付マグネット 18mm 黒ニッケル SUN14-120
×2個 990円
- 合計 990円(税込)
▲デザインが気に入って購入した「縫付マグネット」。既製服や完成品にも後付けできるタイプ。マグネットの四隅の穴を縫い付けていく商品。
デザインが可愛いので、違う作品で使おうかと思います。
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縫わないマグネットボタン紹介
糸いらずでマグネットボタンをバッグに後付けできる商品もあります。KIYOHARA サンコッコー かんたん取付マグネット 1組入り ニッケル SUN14-123

▲こちらの方が簡単に取り付けることができ、
・完成したバッグに後からマグネットを取り付けたい
・市販のバッグの口開きが気になる
といったシーンで使えます。
薄すぎる生地や厚すぎる生地には取り付けできませんが、この商品だとペンチで挟むだけで簡単にマグネットボタンを取り付けできます。

▲口を閉じたかったバッグのマグネット取り付け位置の高さが合わず、今回はこの商品が使えませんでしたが、カラーも数種類あって便利な商品。
バッグの外側に金具部分が少し見えますが、黒や茶色のバッグだとそれほど目立ちません。縫わないマグネットボタンも便利です。
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