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【デニムスカート】裾が折れたり丸まってしまう時の対処レビュー

2022/2/22公開 2023/9/1更新

【デニムスカート】裾が折れたり丸まってしまう時の対処レビュー

デニムスカートを履いていると、
✅裾が折れてしまう
✅裾が丸まってしまう
といったことに悩まされるようになりました。

"安物のデニムスカートだから"と毎回乾燥機にかけていたのが原因かもしれませんが、裾が外側にくるくるとめくれるのは目立つので、アイロンがけをして直していました(…そのまま履くこともありましたが)。

ただ、アイロンを頻繁にするのは面倒。
折れ防止のため裾上げをすることにしました(裾を折りこんで二重にし、重みを出す)。
重みを出すために、裾を切らずに裾上げをします。

デニムスカートの裾が丸まってしまう

【デニムスカート】裾が折れたり丸まってしまう時の対処レビュー

▲これまでは元々の布の特性なのか、私の座り方に癖があるのか分かりませんが、片方だけがめくれて丸まりがちでした。

【デニムスカート】裾が折れたり丸まってしまう時の対処レビュー

▲こちらはねじれて折れた状態。
折れたり丸まったりねじれたりといったクセが強すぎて、手で戻そうと思ってもすぐ反り返り、きちんと直すためのアイロンがけが面倒でした。




ミシンでデニムスカートの裾上げ

生地の裏に裾上げ用のアイロンテープを貼る方法もありますが、より頑丈にするためにミシンで縫って裾上げ。
裾を折る際にはアイロンを使って綺麗に折り目をつけ、待ち針でとめていきます。

仮止めクリップが行方不明なので待ち針を使用しましたが、仮止めクリップの方が危なくなく便利なのでおすすめ。


ミシンでデニムスカートの裾上げ

▲デニムスカートを裾上げするので、強い針を使用。
裾上げされている部分をさらに裾上げすることになるので、生地が重なっている部分は特に分厚くなります。

分厚くて縫えない場合は、トンカチなどで生地をなめしてから縫うとうまくいきます。分厚くて送りがうまく進まない場合は、手動ではずみ車と生地を少しずつ動かすといった方法もあります。

冬用デニムスカートで厚い生地ですが、シンプルなデザインなので家庭用ミシンで問題なく縫うことができ、短時間で処理できました。

個人的には、薄すぎる生地よりも帆布やデニム生地の方が縫いやすいです。




デニムスカートの裾処理 完了

デニムスカートの裾処理 完了

▲デニムスカートの裾上げが完了しました。
その後何度も履いていますが、裾に重みが出て折れ曲がりが解消されました。


裾上げ処理前と裾上げ処理後の比較

裾上げ処理前と裾上げ処理後のスカートの比較です。

裾上げ処理前


▲裾上げ処理前は、「裾が折れている部分」「裾がまっすぐな部分」が混在。
洗濯乾燥機で一気に仕上げていたせいかもしれませんが、大きくめくれあがっています。

裾上げ処理後


▲スカート全体をぐるりと裾上げ処理をしたので、前側と後ろ側に差がでず、まぁまぁ綺麗に仕上がりました。
裾が分厚くなりましたが、肌に当たる部分ではないので着心地に変化はありませんでした。






デニムスカート裾上げのデメリット


デニムスカートの裾めくれ対処法は、ミニスカート・短パン・Tシャツなどにも使える方法ですが、デメリットも2点あります。

デメリット1:丈が短くなる

裾を二重に折るので、当然のことながら数センチ丈が短くなってしまいます。
このスカートは丈が長く問題ありませんでしたが、ミニスカートや短パンはデザインに影響が大きいかと。

ただ、今回の方法は糸をほどけば元の状態に戻すことが可能です。

丈を短くしたくない場合は、色合わせと裁縫が面倒にはなりますが、同色系のバイアステープやメートラインを縫いつけることで解消できます。

デメリット2:重なった部分が乾きにくい

裾上げされた状態からさらに裾上げすることになるので、重なった部分は乾きにくくなります。

私は洗濯乾燥機や浴室乾燥機を使っているので問題ありませんが、冬・梅雨時に普通に干す場合は乾きにくいかなと思います。



スカートの裾が折れたり丸まったりする時の裾上げ以外の方法

乾燥機で完全に乾燥させない

私は毎回洗濯乾燥機で一気仕上げてしまいますが、Tシャツ・スボン・スカートの端の丸まりが気になる場合は、乾燥機で完全に仕上げるのをやめた方がいいかもしれません。

✅脱水の時間を短くする
✅脱水後、パンパンと手で服を叩いて折れを直す
✅洗濯乾燥機を使う場合は乾燥を30分だけにするなどして、完全に乾燥させない
といった方法もいいと思います。

裾上げテープで裾上げをする

デニム生地は分厚く手縫いでの裾上げは大変ですが、アイロンで接着できる裾上げテープを使う方法もあります。
▲糸や針なしで便利ですが、アイロンが使用できる素材かどうか確認が必要。



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