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ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス方法

ポータボート・ゴムボートでの釣りの際に使っている「ホンダ2馬力船外機BF2DH」。2019年8月9日に107,000円+送料で購入。

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↑2馬力船外機と1.2馬力船外機のスペック紹介、それぞれのメリットとデメリット、速度比較などをレビュー。

ホンダ2馬力船外機BF2DH ポータボートでの海釣りに使用

以前は1.2馬力船外機の「ジェイモ(JMO SP1-PLUS)」を使っていましたが、馬力UPのために追加購入しました。(1.2馬力船外機は補機として積み込み)

「ホンダ2馬力船外機BF2DH」の利点としては、2馬力船外機の中でも軽量で、クラス唯一の空冷エンジンによる扱いやすさ・メンテナンスのしやすさだ。

↑2馬力船外機の中でも軽量で、空冷エンジンなのでメンテナンスが楽です。

今回は、ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスの様子を紹介。

※BF2DHの場合の手順ですので、モデルによっては若干の違いがある場合があります。

また、各作業には船外機スタンドがあった方が便利です。当方はBMO JAPAN製のC16229という船外機スタンドを使用しています。▼

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス方法



特に可もなく不可もなくといったところですが、今買うなら値段の安いHAIGE コンパクト船外機スタンド 軽量6.6kg HG-OMS-1Nを買うと思います。



節約される場合は自作になりますが、それほど難しくはなさそうです。工具があれば材料費は1,000円以内に収まるでしょう。

「船外機スタンド 自作」といったキーワードで検索するとたくさんページがでてきます。



1.到着時

到着時にはエンジンオイルが入っていませんので、必ずエンジンオイルを入れる必要があります。
ボルトの防錆やグリスアップは必須ではありませんが、今後のメンテナンスを考えるとやっておいた方が良いと思います。

以下に、オイル注入とボルトの防錆、その他グリスアップのやり方を簡単に説明します。

1-1.エンジンオイル注入

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

▲オイル給油口キャップを外して、エンジンオイルを規定量の0.25Lまで注入します。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

▲ここで気を付けないといけないのが、工場出荷時のエンジンオイルが僅か(20ml程度)ですが残っているので、0.25Lそのまま入れてしまうと入れ過ぎとなってしまいます。

もう一つ間違いやすいのが、オイル量の見方ですが、エンジンオイル点検窓の中央の線が上限です。これを適正ラインと間違えて入れ過ぎてしまう人がいますので注意。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

▲ちなみに上限が250mlで下限が200mlだと思いますので、上限と下限の真ん中ぐらいになるように入れると良いでしょう。

エンジンオイルは少なすぎてもいけませんが、入れ過ぎるとアイドリングが不安定になったり、最悪の場合はキャブレターの故障につながりますので、必ず規定量を守るようにしましょう。

推奨のエンジンオイルはAPI分類でSG、SH、SJ級相当のSAE10-30エンジンオイルという事で、ホンダ製のエンジンオイル ウルトラG3 SJ 10W30 1Lを購入すれば4回は交換可能です。
ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー



オイル注入の際には漏斗か油差しがあった方が便利です。私はTRUSCO オイラー300mlを使っています。amazonで130円程度で購入できますし、分量の目盛りがあるのでオイルの入れ過ぎを防ぐことができます。



1-2.ボルトの防錆(エクステンションケースの18番)

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

▲赤矢印で示したボルトは非常に固着しやすく、取り外しが不可能となってしまう為、新品の状態でボルトを一度取り外してグリスを塗布します。
(固着してしまうとギア等の修理の際に高額な修理代が必要となる場合があります。)

ボルトの頭にはヤマハグリースD(耐塩水腐食性) をタップリと塗布し、ネジ部にもヤマハグリースA(耐水性) を薄く塗っています。

ネジ部にグリスを塗布することはトルク等に影響がありそうですので自己責任でお願いしますが、私の場合は今のところ問題は出ていません。
 

1-3.その他グリスアップ

エンジンカバーを外して見えるボルト類と外装やプロペラ部分のボルト類の頭を覆うようにグリスを塗っておきましょう。(私はヤマハグリースDを塗っています。)

また、少し難易度があがりますが、エンジンヘッドカバー(ボルトも含めて全体)とキャブレターのチャンバーにもグリスを塗れば完璧です。




2.慣らし運転後もしくは数回釣行後

エンジンオイルとギアオイルの交換を行いましょう。
マニュアルには「1か月もしくは10時間運転後」とありますが、慣らし運転後もしくは1~3回釣行後で良いと思います。

2-1.エンジンオイルの交換

エンジンオイルの交換はまず古いオイルを抜くことから始めます。

エンジンオイルドレンボルトからオイルを抜くのですが、いきなりこのボルトを緩めるとオイルが溢れて手や作業場所を汚してしまいますので、まず、エンジンを下の写真の様にドレンボルトが上になるようにチルトアップします。▼

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

こうすることでドレンボルトを緩めてもオイルは漏れてきませんので、ボルトを取り外してネジ穴にストローを差し込みます。
ストローの種類によって太さが違いますので、ビニールテープ等で太さを調整して少しきつめにしてください。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー
(↑ちなみに、古いオイルを抜く際に中に黒い汚れがあったので先に取り除きました。)

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

▲私は毎回ストローとテープを用意するのが面倒だったので、ウォーターホースジョイント(19271-ZV1-000)というものを利用しています。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

↑簡単にホースに接続でき、作業中に汚れなくて便利です。

▲これをネジ穴に締めこむだけでストローは必要なくなりますので非常に便利です。
値段も500円程なので、オイルパッキンと一緒に購入することをお勧めします。

ストローもしくはウォーターホースジョイントを取り付け後、ペットボトルや油受け等を準備して、ドレンボルト部が下になるようにチルトアップし直すことで古いエンジンオイルが抜けてきます。

オイルが完全に抜けるまでには結構時間がかかりますので、ストローの場合はペットボトルをテープで固定した方が楽でしょう。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス用にホース購入

▲ウォーターホースジョイントの場合は内径15mmのホースが合いますので、ホームセンターで適当な長さの切り売りホースを購入して取り付けペットボトルに刺すことができます。(コーナンで購入)

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス用にホース購入

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス用にホース購入

 (▲ホースは短くても大丈夫ですが、私は長めに購入してペットボトルに差し込みました。ホースを長めに購入したので風がある中での作業でも安心。)

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー
(▲真っ黒)

エンジンオイルが抜けた後はチルトを戻してドレンボルトを再び締めますが、この時にパッキンは交換した方が良いでしょう。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス パッキン交換

BF2DHに使用するパッキンは91325-P4V-003で150円程
(2054150号機以前の古いエンジンにはこのパッキンではなく90471-580-000になりますのでご注意ください。)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]
HONDA(ホンダ)エンジンオイルパッキンOリング 6.9X1.5
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↑エンジンオイル交換時に取替えが必要なパッキン。

パッキンの交換が終わったらエンジンオイルドレンボルトを適正トルク(6.5N・m)で締め付けます。強く締め付けるとパッキンが切れたりネジ穴が壊れたりするので、訂正トルクを守るようにしましょう。
ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス トルクレンチで締め付け

トルクレンチがない場合はトルクを測ることができませんので、ドレンボルトを緩める前にボルトとネジ穴周辺にマーキングの線を入れておき、その線がまっすぐになるように締め付けると良いでしょう。

ドレンボルトの締め付けが終わったらエンジンオイルを注入して作業完了です。(やり方は1-1.エンジンオイル注入をご参照ください。)

2-2.ギアオイルの交換

ギアオイルの交換もまず古いオイルを抜くことから始めます。

下に油受けをセットし、ギアオイルドレンボルトとギアオイル検油ボルトを外すと古い油が出てきますので全て抜けるまで待ちましょう。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンスレビュー

オイルが抜けるまでの間に2つのボルトのパッキン(90507-921-000)を交換しておきましょう。1枚50円程度ですので必ず交換しましょう。



次にギアオイルを用意します。
指定ギアオイルはAPI分類GL-4、SAE分類90番ハイポイドギアオイルというものになります。

どれを選べば良いのか不安な場合はホンダ純正の船外機ギアオイル 08CGZ-D010L0を使えば問題ありません。値段も800円程ですし、容器の先が細くなっているので別の容器に移すことなくオイル充填が可能です。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス用にギアオイル購入

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古いオイルが抜けきったらオイルドレンボルトのネジ穴(下の方)からギアオイルを注入します。
ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス ギアオイル注入

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス ギアオイル注入

しばらくするとオイル検油ボルトのネジ穴(上の方)からオイルが漏れてきますので、その状態になったらまずドレンボルトを指の腹で押さえながら、先に検油ボルト(上のボルト)、次にドレンボルトの順で手で締めます。
(上のボルトが締まると下のネジ穴からオイルが出づらくなる為)

手で両方のボルトを締めた後、工具を使って適正トルク(3.5N・m)で締め付けます。

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス トルクレンチで締め付け

ホンダ2馬力船外機BF2DHのメンテナンス トルクレンチで締め付け

トルクレンチがない場合は、ドレンボルトを緩める前にボルトとネジ穴周辺にマーキングの線を入れておき、その線がまっすぐになるように締め付けましょう。
溢れ出たギアオイルをふき取って交換作業は完了です。





ミニボート・プレジャーボートの釣りレビュー記事一覧


SUP・ゴムボート・ポータボートなどのミニボート釣り、プレジャーボートでの釣りなどを家族で楽しんでいます。
色々なボートの購入遍歴、使用レビュー、それぞれのメリット・デメリット、これまでの釣果など、釣りに関連する記事をまとめましたので、これからボート釣りを始めたい方の参考になれば幸いです。



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