2019/5/2、新感覚の折りたたみボートポータボートを購入しました。
今まで
■SUP(スタンドアップパドル)
■ゴムボート(アキレス クワガタ HRB-330RU)
を使って釣りをしてきましたが、より耐久性に優れ、組み立てや片付けが簡単そうなポータボートを新たに購入。
▲ポータボートに1.2馬力船外機を装着した様子(現在は2馬力船外機に変更)。
折りたたみなので、抜群の可搬性・収納性。驚異の耐久性で、日本全国の消防署で災害救助艇としても採用されています。
ポータボートの本体価格
今回注文したボートは、ポータボート 10フィート。約35万円。
全長:3,200mm 最大幅:1,500mm 船体重量:34.5kg 総重量:51.8kg
折りたたみ時:厚さ200mm 幅590mm
最大搭載馬力は5馬力(Sドライブ)ですが、2馬力以下搭載の場合は船検、免許は不要!
※出力1.5kw(2馬力)以上のモーターを付けて使用する場合は小型船舶免許・船舶検査が必要。
【ネオネットマリンYahoo!店にて購入 2019年5月】
・ポータボート 10フィート シルバー 345,000円 メーカー直送
・Yahoo!クーポン利用分 -1,000円
・ネオネットマリン通販カタログ 2019シーズン ※無料配布 0円
・ネオメール定期購読(1年間/3月~) 0円
・PB010S 予備検査/成績表(予備検査証付き) 0円
・合計 344,600円(税込)
ネオネットマリンYahoo!店で購入し、【ブロンズランク以上限定】「5のつく日(5/15)」に使える1,000円OFFクーポンを使用したので、-1,000円引きで購入できました。
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ポータボートの利点・購入理由
収納性がいい
ボートの購入は「置き場所」が最大のネック。しかし、このポータボートは折りたたみキャリアブルボートなので、全長は3,200mmと長さはあるものの畳めば厚さ20cmになるので抜群の収納性。しかも、1,500mmと広い全幅を持つデザインで、船内の有効スペースが広い!
組み立て・片付けが簡単
特殊な工具なしで、一人でも組み立て可能。最初は手こずりましたが、2回目以降は数分でOKに。後片付けもゴムボートと比べると楽。驚異の耐久性と完全浮沈構造
折り畳みは耐久性が弱いかと思っていましたが、頑丈かつ柔軟性に優れ、抜群の耐久性。船内が満水になっても沈むことがない完全浮沈構造も魅力的。船体自体の浮力が高いのに加え、船体内側に強力な浮力補助材を装備されており、シートも浮力補助として機能します。
金属と違って、波が当たっても魚が嫌がる反響音もほとんど出ません。
※一応「船内のどこに立ってもほとんど傾くことがない」とのことですが、実際に乗ってみるとゴムボートの安定性に比べると少々劣る感じはあります。
長期の保管も安心
ポータボートはメンテナンスの必要がないので、長期の保管も安心。当方はポータボートの寿命を延ばすために専用カバーを購入しました。紫外線避けとして、UVカットシートを加工してもよさそう。
「ポータボート」到着
▲ポータボート本体と、シート・バウプレートなどが入った箱。
▲ポータボート本体を2重の袋から出したところ。ポータボートは、「船体重量:34.5kg 総重量:51.8kg」と結構重たいです。先端の方がまだ比較的軽いので、持ち運びの時には体力に自信がある人が後方を持つようにしています。
「ポータボート」組み立て方
コンパクトに折り畳まれたポータボートを左右に開いていきます。
▲ポータボートには木の棒が付属しています。木の棒をうまく使いこなせないと、最初の組み立てがなかなかできません。
結構硬いので、初回はうまく広げることができず大人二人で四苦八苦。最初は硬いですが、二回目以降は楽に広げることができるようになりました。
▲ 3つのシートをボルトピンで固定。トランサムプレートを外側に出し、後方のシートとボルトピンで固定。新型ポータボートは、トランサムが本体と一体になっていて便利。
最後にバウプレートを取り付け。
▲初期の頃は、大体このスタイルで出航していました。(前方に置いてあった食料・ドリンク、クーラーボックスなどは下ろした状態)
「ポーダボート」オプション品紹介
ポータボートにはオプション品が色々販売されています。▲ポータボートはオールはオプションとなっているので、安全のためにあわせて購入した方が◎。ポータボートの純正オールの場合、ボート両サイドに装着が可能。
▲当方は、ゴムボートの「アキレス クワガタ(HRB-330RU)」の付属品を使用中。
エンジンを搭載していても、万が一沖でエンジンが故障してしまった場合に備えてオールは必ず搭載。オールがないと自力で漕いで帰ってくることができません。浅瀬で船外機が使えないときにもオールが役立ちます。
▲ポータボートを収納した状態。キツキツ設計ではないので、楽に入れることができました。持ち運びや保管時に便利です。
ポータボートの魚探・ロッドホルダーの艤装について
ポータボートは艤装に工夫が必要ですが、船体に穴を開ける等の加工・改造は行いたくなかったので、インフレータブルボート用のマウントを流用。利用しているマウントはbmojapan(ビーエムオージャパン) IFマルチ魚探マウント&アームフルセット BM-MGM-PCL-SET-IF。
▲本来はゴムボートの竿掛けモールドにピンを通してこのマウントを固定して使う製品ですが、ベースの部分に小さな丸い穴がいくつか開いており、この穴にワイヤーやロープ等を通してポータボートの座板に括り付けて固定できます。
▲私の場合はインシュロック(結束バンド)で固定。再利用可能なインシュロックなので取り外しも可能ですが、今は少しでも釣行前の準備を短縮する為取り外しはしていません。
▲ちなみにこのベースは魚探以外にもロッドホルダーやコマセバッカンを取り付けるアタッチメント等があるので、ポータボートに傷をつけずに艤装をしたいという人におすすめ。
使用しているロッドホルダーは、bmojapan(ビーエムオージャパン) IF3連ロッドホルダー(一体型) BM-RRH-SET-IF。
▲ゴムボートではこのように取り付けて使用していました。ロッドホルダーなど新たに買い足すことなく利用できたのが良かったです。
【追記】
インシュロック固定は取り外しが面倒なので改良(つけっぱなしでも大丈夫ですが)。
▲マジックテープを利用して、ポータボートのシートとマウントを固定。
▲裏側から見た様子。マジックテープをM6ボルトとナットで二か所固定。
▲あとは長めにカットしたマジックテープをポータボートのシートにぐるぐると巻き付けていくだけ。ガッチリと固定できます。
▲巻き付けるだけなので、取り付け・取り外しが楽です。
ちなみに、bmojapan(ビーエムオージャパン) IFマルチ魚探マウント&アームフルセット BM-MGM-PCL-SET-IFを使用していますが、魚探やロッドホルダーを着脱する際に黒いノブを回すと内側のナットが外れてしまうことが何回かあったので改良しました。
▲上の写真の「この部分」のナットが着脱の際に外れることがあったので、ナットが移動しないように固定することに。
▲厚めのスポンジを中に詰めるだけでナットが動くことがなくなり、ノブを回しやすくなりました。
▲装着の様子。滑り止めのゴムシートを挟むとより固定できます。
▲最終的には、2か所固定から4か所固定に変更。4か所の方が安定します。
ポータボートをルーフキャリアに載せる方法
10万円近くするようなボートスライダーは手が出ないので、乗せ方を工夫して腰を痛めないように気を付けています。↓手順1:車の後方にポータボートの後端が来るように配置。
手順2:車のリアウィンドウやリアゲートに立てかける。(※この時、タオル等で車の保護をしてください。)
手順3:テコの原理を利用して、ボートの後端を持ち上げながらルーフキャリア上を滑らすように動かす。
上記のやり方であれば一人でも何とか載せれて、二人いれば余裕。
ルーフキャリアのバーに装着するボートローラー(inno IN420 ボートアタッチメント プロ)も購入し、別ページにて詳細をまとめてみました。
ポータボートのドーリー紹介
ポータボートを一人で簡単に運べるスーパードーリーが欲しかったのですが、高価だったので自作のものをオークションで購入。その後ネットショップで購入したバルーンタイヤを取り付けたり、アルミ板でドーリーを自作したりして使用。
詳細については別記事にて。
➡ポータボートのドーリー 自作レビュー
ジェイモ(JMO)SP-1 PLUS(1.2馬力船外機 )を取り付け
ゴムボートの「アキレス クワガタ(HRB-330RU)」と同様に、ポータボートに 免許不要・検査不要の1.2馬力船外機「ジェイモ(JMO)SP-1 PLUS」を取り付け。速度はどのくらい出るか
ポータボートにSP-1 PLUS(1.2馬力船外機 )を取り付けた場合の速度は、三人乗船の魚探を含めた釣り道具一式を搭載して時速5~6km程度の速度。2馬力以上のものと比べるとスピード感はありません。ただ、準備や片付けがとても楽で、女性が片手で持てる軽量さ。ポータボートやゴムボートに取り付けた状態でも重さがそこまで変わらないので、ミニボートを楽に海へ運ぶことができています。
当方は楽に移動ができればといいので1.2馬力船外機を購入しましたが、スピードや馬力が欲しい方は2馬力船外機の方がおすすめ。
ちなみに、最終的には2馬力船外機も追加購入(結局買うんかい)。1.2馬力船外機は補機として利用中。
ポータボートに目印となる旗を取り付け
▲ゴムボートでも使用していたものをポータボートにも流用。ミニボートは波の間に浮かんでいるので他船から見えにくく、レーダーにも映りにくいので、他船から見えるように高いポールや竿を利用して目印となる旗やレーダー反射板を。
ミニボートでの釣りの場合、他の船が接近していないか、危険な波が来ていないか、浅瀬・磯に近づいていないか、浮遊物はないかなど、ミニボートを走らせている時も停止している時も360度常に周囲を見張る必要もあります。後方の見張りが忘れがちになるので注意。
➡「セーフティフラッグ」の購入レビュー
ポータボートとインフレータブルボート(ゴムボート)の比較
ポータボートとゴムボートのアキレス クワガタ(HRB-330RU)を使用してみて、出艇準備、後片付け、安全性、耐久性、快適性について比較を行いました。出艇準備
[ポータボートの場合]座板(3枚)の取り付け:6分
トランサム組立:1分
魚探およびロッドホルダー取付:5分
エンジン取付:3分
ドーリー取り付け:5分
計20分
[インフレータブルボートの場合]
空気を入れる:10分
トランサム組立:3分
魚探およびロッドホルダー取付:5分
エンジン取付:3分
ドーリー取り付け:なし
計21分
両者にそれほど違いはありません。なお、インフレータブルボートの場合はエアの注入を電動ポンプで行えば、並行して他の作業を行えるため実際の時間はもっと短くなりますが、私の場合はブロワーであらかた空気を入れた後に、足踏みポンプで仕上げをしていますのでこの時間に。
加えてアキレスのクワガタはロールアップフロアであることも準備と撤収時間の短縮に貢献しています。
ポータボートは、ドーリーの取り付けをしない時もあるので、その場合は時間がもう少し短くなります。
後片付け
[ポータボートの場合]エンジン取り外し:3分
ドーリーの取り外し:5分
座板(3枚)とトランサムの取り外し:3分
魚探およびロッドホルダー取り外し:5分
ボートの折り畳み:1分
計17分
[インフレータブルボートの場合]
エンジン取り外し:3分
魚探およびロッドホルダー取り外し:5分
トランサム取り外し:3分
船体の洗浄(準備含む):10分
船体の拭き上げ:3分
空気を抜く:3分
ボートの折り畳み:2分
計29分
後片付けは圧倒的にポータボートが早いです。ゴムボートはどうしても洗って乾かすという工程に時間がかかります。冬場に水を使う時は寒さがこたえます。
私の場合は現地で洗ってから撤収しますが、自宅で洗う場合は洗う前に膨らますという作業が追加になります。ポータボートは最悪洗わなくても大丈夫ですが、私は自宅に戻った後に折り畳んだ状態で車と一緒に水をかけて流しています。
安定性、耐久性
安定性に関してはインフレータブルボートの圧勝。ポータボートでは、魚の取り込み等で大人二人が同じ方向に大きく体重をかけると船体が転覆しそうな「おぉっと!」感がありますが、ゴムボートは問題ありません。ポータボートは船内が満水になっても沈むことがない完全浮沈構造であり、「フィッシングボードにとって最も重要な要素の1つである静止安定性は、船内のどこに立ってもほとんど傾くことがないレベルを実現。」とあるものの、ゴムボートの安定性に慣れていたので最初は少々不安でした。
但し、ポータボートでもサイドフロートをつければこの問題は解決できます。
「ポータボート 鬼にゴム棒(2本1組)カラー:レッド・グレー 75,600円(税込・送料別)」と高価ではありますが。
サイドフロートがあるに越したことはないと思いますが、なくても慣れればどんな状況でもうまくバランスが取れるようになりました。
反対に、釣り針や魚のヒレ、岩礁などに対する耐久性はポータボートの圧勝。インフレータブルボートも印象程弱くはありませんが。
快適性
ポータボートは定員3人。シートが三列あるので、大人3人の釣りが可能。大体は2人で釣りをしていますが、3人で釣りに出かけた場合も広さがあるので特に釣りにくいということはなかったです。(2人の方が釣りやすいのはもちろんですが)2人で釣りをする時には、一列目と三列目にそれぞれ座って釣りをしています。
ポータボートの底は中心部に向かって少し斜めになっているので、クーラーなどを置く際に底が平らになるようすのこを敷いている方もいるようです。当方はなるべく軽装にしたいので敷いていません。必要な方は乗せてみても。
板に何時間も座りっぱなしだとお尻が痛くなりますが、クッション材などを乗せておくと快適です。
ポータボートでの釣果
主に海釣りに使用しています。真鯛狙いが多いです。2019/06/09の釣果:真鯛6匹
2019/06/22の釣果:真鯛10匹、ネブリブカ
2019/07/07の釣果:真鯛4匹、サワラ
2019/07/15の釣果:真鯛4匹、マゴチ
2019/07/29の釣果:真鯛3匹、ホウボウ2匹、マゴチ
2019/08/18の釣果:真鯛6匹、ガガネ2匹
2019/08/31の釣果(番外編):真鯛12匹、青物2匹、マゴチ4匹
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2019/10/05の釣果:真鯛10匹、青物2匹、ヒラメ
2019/10/20の釣果:真鯛2匹、サゴシ
2019/10/26の釣果:真鯛4匹、青物
2019/11/03の釣果:真鯛7匹
2019/12/14の釣果(番外編):真鯛3匹、ホウボウ、ヒラメ
2019/12/29の釣果:真鯛7匹、アジ
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2020/4/11の釣果:真鯛1匹
2020/4/28の釣果(番外編):真鯛4匹、イナダ+ワラサ3匹、カサゴ、エソ
2020/5/6の釣果(番外編):真鯛3匹、マゴチ3匹
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2020/6/20の釣果:真鯛1匹、青物4匹、ホウボウ
2020/6/27の釣果(番外編):真鯛2匹、マゴチ2匹、青物
2020/7/17の釣果:真鯛2匹
2020/7/23の釣果:サワラ、青物、ガガネ
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2020/10/6の釣果(番外編)
プレジャーボートでの海釣りとなったので番外編。家族でタイラバとジグに分かれて海釣り。青物も真鯛もたくさん釣れました。
2020/10/19の釣果
↑真鯛のサイズには満足ですが、小さい真鯛の方が美味しかったです。
2020/11/17の釣果(番外編)
プレジャーボートでの海釣りとなったので番外編。寒い時期なので短い時間での釣りとなりましたが、満足のいくサイズのサワラが釣れました。
2021/2/6の釣果
冬になると足が水に浸ると冷たかったり撤収の時に手足が冷えたりするので、最近はプレジャーボートでの釣りが多くなっていました。年始に購入していたジグの福袋を使用してハマチが釣れました。脂がのっていて美味しく、ぶつ切りにしたハマチ・とろろ・だし醤油をまぜてご飯に乗せ、さらにきざみ海苔を乗せるとガツガツ食べたくなる美味しさに。
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