煮る・焼く・炒める・蒸す・揚げるなどなんでもできるので、一つ持っておくとアウトドア料理の幅が広がります。
ダッチオーブンはフタの上に炭を置いて上下から加熱するので、じっくりと火を通すことができます。
ピザを子供と手作りしたり、
ローストチキンを作ったり、
釣った魚を蒸し焼きにしたり・・・などキャンプの際に大活躍。
冬キャンプの際に牡蠣の蒸し焼きをするのもお気に入りです。
ダッチオーブンには
・鋳鉄製
・ステンレス製
・黒皮鉄板製
・カーボン製
などがありますが、今まで持っていたタイプは鋳鉄製のものでした。
鋳鉄のダッチオーブンを愛用してきたのですが、調理後のメンテナンスが億劫になりステンレス製の物を探していました。
ユニフレームの黒皮鉄板のダッチオーブンも良さそうでしたが、ハーフサイズ(浅型)と通常サイズ(深型)の両方のサイズとして使えるデュアルというステンレスダッチオーブンがあると知り購入を決めました。↓
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↑ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブンデュアル(10インチ) ST-910DL |
ステンレスダッチオーブン Amazonで注文
「ステンレスダッチオーブン」と「ステンレスダッチオーブン用ハンドリフター」をAmazonで購入しました。- ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブンデュアル(10インチ) ST-910DL
23,100円
- 配送料・手数料 0円
- Amazonギフト券使用にて -6,654円
- 請求額 16,466円(クレジット支払い)
- ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン用ハンドリフター ST-901
1,650円
- 配送料・手数料 0円
- 請求額 1,650円(クレジット支払い)
ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン10インチデュアル ST-910DL 商品レビュー
↑「ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブンデュアル(10インチ) ST-910DL」のセット内容。
保温性が高く、冷めにくい4ミリ厚のステンレス鋼板採用。
メニューの幅が広がる2WAYタイプのダッチオーブン。
ディープサイズ面で大きな食材も調理が可能で、フタ単体はスキレット(フライパン)としても使えます。
鉄製のダッチオーブンのようにシーズニングは不要となっています。


「ST-910DL」とは別に「リフターセット ST-910DLS」もあり、そちらは専用のステンレスダッチオーブン用ハンドリフター ST-901がセットになっています。
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↑ステンレスダッチオーブン用ハンドリフター ST-901 |
なぜかAmazonでは単品とリフターセットが23,100円(2020年3月28日現在)と同じ価格ですし、この商品に関してはリフター(取手)は必ず使用すると思いますのでリフターセットを買うべきだと思いますが、
私がAmazonで買おうとしたときはリフターセットのST-910DLSが売り切れで仕方なくST-910DLを選びました。
但し、ステンレスダッチオーブン単品のST-910DLは1,155ptと5%のポイントがつきますので(リフターセットは1%のポイント)、リフター単品の価格1,650円との価格差は数百円といった所です。
Amazon販売のリフターセットはいつ見ても納期まで1~2か月位の時が多いので、待ちきれない方は単品のST-910DLを選んでもそれほど損はしないでしょう。
私の場合は数百円の為に何か月も待つのは精神衛生上よろしくありませんでした・・・。
各サイズや重量は下の説明書に記載されています。


ST-910・ST-910HFとの比較
この商品を購入しようとしている方はおそらくの鋳鉄製のダッチオーブンとの違いは理解した上で、通常の深型のステンレスダッチオーブンであるST-910や浅型である10インチハーフのST-910HFも目にして悩まれていることでしょう。・ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン(10インチ) ST-910
・ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン(10インチハーフ) ST-910HF
私も同様で随分と悩みました。
これらは全て20,000円弱~23,100円とほぼ同じような価格なのですが、どれも若干の違いがあります。
私がダッチオーブンで一番料理するのがピザなのですが、その場合は10インチハーフのST-910HFがベストだと思います。
ハーフサイズは浅型なので通常(深型)サイズやデュアルよりも若干軽いですし、薄いので縦に収納もできます。
反対にハーフサイズでは鳥の丸焼きのような料理は難しいと思います。
今度は収納性を犠牲にして通常サイズにしようとすると、深すぎてピザに適さなくなります。
(ピザを焼く時は上蓋に炭を置いて上火を強くして、底側の下火は弱くするのが理想なのですが、深いと上火の熱がピザに伝わりづらくなり美味しく焼けません。)
ということで、上蓋をひっくり返すことで通常の深型にも浅型にもなるデュアルを選択することになりました。
但し、このデュアルにも悩ましい点があります。
それは、ダッチオーブンを吊るして使う際の弦がついていないのです。
通常サイズとハーフサイズには弦がついているのにデュアルにはないのはなぜなんでしょうか・・・。
という事で、クワトロポッド等で吊るして使う場合はデュアルは選択肢から外れてしまいます。(道具がある方は取手に加工して弦を付けることもできそうです。)
ステンレスダッチオーブン用ハンドリフター ST-901の使い方
デュアルとハーフサイズの上蓋はスキレットの様に使うことができます。その代償として、蓋の上面には通常のダッチオーブン用のリッドリフターは引っ掛けることが出来ませんので、専用のリフターが必要となります。
写真はリフターを色々なパターンで取り付けてみたものです。
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↑蓋に付けた場合 |
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↑本体に付けた場合 |
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↑蓋に付けて外に向けた場合 |
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↑本体に付けて外に向けた場合 |

基本的にはリフターがダッチオーブンの内側を向くように取り付けるのが良いかと思います。
上手く説明できないのですが、テコの原理でダッチオーブンの重量を感じにくくなります。
しかし、上蓋だけでリフターを外に向けて取り付けることでフライパンの様に使うこともできますのでこれはこれで便利です。
もちろん上蓋だけでなく本体側に取り付けることもできます。
ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン10インチデュアル ST-910DL 使用レビュー
次回のキャンプに向けて、ステンレスダッチオーブンをピザ焼きとして試しに使ってみました。焚き火台はユニフレームのファイヤグリルを使用。
ファイアグリルヘビーロストルを追加購入し、ダッチオーブンを乗せる架台として使っています。
今回は豆炭(まめたん)を利用。
豆炭は大きさ・形が均一で、長時間火力が安定して燃焼。
火が付きやすく、火力調整も簡単なので扱いやすいです。
豆炭への着火は、火起こしと火消しつぼを兼ねている「グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼ HOT-150」を使用しました。
【Amazonで注文 2019/12/27】
- グリーンライフ(GREEN LIFE) 火おこし兼用火消しつぼ HOT-150 2,298円(税込)
これを使うと煙突効果で火おこしが簡単になり、上下の蓋で密閉することによって自然消火もできます。
準備も後片付けも簡単で、中途半端に残った使用炭を再利用することもできてエコ。
火おこしに使う火吹き棒は「Eletorot 焚き火 火起こし 炭 火吹き ふいご 火吹き棒 火吹きだけ バーベキュー/暖炉/コンロ用【サイズ:最短13cm~最長62cm】」を使用。
【Amazonで注文 2018/3/1】
・Eletorot 焚き火 火起こし 炭 火吹き ふいご 火吹き棒 火吹きだけ バーベキュー/暖炉/コンロ用【サイズ:最短13cm~最長62cm】
この火吹き棒は伸縮性があって非常にコンパクト。
ステンレス製でさびにくく、効率的に火を起こすことができます。
豆炭への着火直後は煙が多く出ますが、煙が少なくなってきたら火起こし完了のサイン。

↑今回はこのような形で使用することにしました。
蓋の部分に豆炭を乗せて、上下から熱を加えてオーブンのように加熱していきます。
↑蓋の部分の温度は、527.0℃まで上がりました。
温度を測るために使用したのは、「進化版!TopOne 赤外線放射温度計 非接触温度計 デジタル温度測定器 ガンタイプで携帯型 温度計 範囲 -50 to 550°C」。
1,880円(税込)でした。
Amazonでは再入荷の予定はないようですが、-50℃から550℃まで計測することができます。
赤外線レーザーポインターで即座に計測できるので結構便利。
↑550℃までの計測なので、それ以上の温度となると「HI」の表示となりました。
豆炭は火が付くと徐々に赤くなっていき、煙が上がらないので匂いも気になりませんでした。
豆炭は匂いが気になる商品もあるようなのですが、ダッチオーブンに使う分には特に問題はありませんでした。
豆炭は一定温度で長時間燃焼してくれます。
火持ちが良く、ほとんど火の世話をせずに済みました。
今回はお試しなのでピザを4枚ほど焼くことにしましたが、入れて数分でいい匂いがしてすぐに焼きあがりました。
豆炭を追加しなくても残りのピザを焼きあげることができ、思いのほか早く焼き終わったので最後は鶏肉や野菜を中に入れてじっくりと焼いてみました。
噛み合わせがいいので保温性も高く、ステンレス製は蓄熱性があって良かったです。
なんといっても、使用後の手入れが楽なのが良かったです。
シーズニングが不要なので、普通の鍋と同じような手入れで大丈夫でした。
洗剤で洗うことができるので清潔に保つことができます。
今後は鋳鉄製のダッチオーブンでは作り辛かった汁物もガンガン作っていこうと思います。
↑上部の温度は538.9℃。
↑写真では分かりにくいのですが、蓋を上げて蓋の裏側の温度を計測してみたところ、274.5℃でした。
↑ステンレスダッチオーブンの中の温度は155.6℃。
しばらく経つと、コンコンとたたくと細かな灰になる程になってきました。
暗くなってフラッシュを焚いたので消えているように見えますが、まだ火は保っています。
豆炭の灰を落として配置しなおすともっと火力は高いと思いますが、燃え尽きかけていても206.6℃の温度を保ってくれました。
(ピザを焼く温度としては個人的に満足していないので、別記事で高温にする方法を記載しています)
→★ダッチオーブンで石窯ピザに負けない美味しいピザを作る方法
料理が終わった後は、上蓋を炭が入ったままタープ内に移動させると豆炭のストーブにもなりかなり暖かいです。↓
但し、上方向にはかなりの熱が発生する為、通常の机だと壊れてしまいますので、机の下にステンレスダッチオーブンを置く場合は耐熱性の机を利用してください。
ピザなどのメイン料理が終わったのでストーブ代わりに使用しましたが、まだ余熱があったのでサザエを乗せて焼いてみました。↓
当方は、
を利用していますが、テキーラテーブルの天板で肉が焼けそうなくらい熱くなりますので、スキレットを置いたり、アルミホイルを敷いて料理を置いたりしています。
間違って天板に触ると火傷しそうですし、プラスチックの容器は溶けると思いますのでお気を付けください。
↑我が家が愛用しているスキレットは「和平フレイズ 鉄スキレット キャンプ ヘビーズ コンボセット 15cm IH対応 燻製用アミ付 HR-7967
スキレットは、焼く・炒める・煮る・茹でる・揚げる・蒸す・・・など万能に使えて便利。
<追記>
ダッチオーブン用バッグ レビュー
SOTO純正のダッチオーブン用保護ケースである・ソト(SOTO) ステンレスダッチオーブン用収納ケース(10インチ用) ST-910CS
もありましたが、ケースに4,000円以上は高かったので、
・キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) ダッチオーブン フタ付ダッチオーブンバッグ30cm M-5710
を購入しました。
↑25cm用と30cm用がありますが、価格差も100円程度でしたので当方は30cm用を買って使っています。
「ステンレスダッチオーブン デュアル ST-910DL」は取手の部分が横に出ていますので25cmだともしかしたら入らないかもしれません。
上記の内容はカウトコで買い取りされたレシート情報を基に作成されております。
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