オーナーロッジ ヒュッテレーベン 購入レビュー
2021年3月にogawaから登場したロッジ型テント「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」を2022年1月に購入しました。ogawaブランドは2021年12月21日から製品価格改定し、年始に購入した時には全商品が3~5%程度値上げされていましたが、デザインと機能性が気に入ったので購入。
オーナーロッジ ヒュッテレーベンはシェルターで、テントとタープを足したようなギアになっています。
タープがなくてもタープのように使え、テントがなくてもテントのように使えて便利。
🔼独創的なフォルムで、美しいシンメトリーデザイン。
スポーツデポで購入し、価格は113,300円(税込)。
※店頭商品の値札は価格改定前の107,800円(税込)表示のままで、ヒュッテレーベンの紹介サイトでも10万円強とあったので、購入直前に数千円値段が上がっていることに気付いて多少ショックではありましたが。
Rakuten UN-LIMIT VIに他社から乗り換え(MNP)をした特典ポイントなどを楽天PAYとして3万円分弱使用し、アルペングループ50周年で1/10まで初売りセールだったので10%ポイント還元が付きました。
・ogawa(オガワ) オーナーロッジ ヒュッテレーベン オフホワイト×サンドベージュ×ダークブラウン
オーナーロッジ ヒュッテレーベン:設営
雑誌に秋冬シーズン急上昇アイテムとして紹介されており、独特のデザインに興味を持った「オーナーロッジ ヒュッテレーベン」(シェルターテント)。
山小屋のような形でレトロ。
公式サイトの設営動画で簡単に設営していたのが購入の決め手になりました。
🔼ロッジ型としては総重量は少し軽め。
収納袋が2つに分かれているので、女性でも持ち運びできます。
(インナーテントは後日届いたので、写真には入っていません)
従来のロッジ型テントよりもフレーム部分がコンパクトですが、強度が弱くなっているということはなく、耐風性もあり。
テント設営では、まずスタンディングテープでテント位置を決定。
スタンディングテープは出入口のカラーが分けられていて設置しやすいです。
屋根部分になる接続パーツも色分けされていて、迷うことなく組み立てることができました。
脚部分は完全に組み立てず、最後の一本を折ったままにしてからライナーシートとフライシートをかぶせるのが簡単設営のコツ。
(いけるんじゃない?と脚を組み立てたままシートを被せようとしたら、高さ205cmもあるので全然届かずうまくいきませんでした……)
🔼こういった風に建ててしまうと、高すぎてシートを被せることができないので注意。
2人で試し張りをしましたが、1人でも設置できそうな簡単さ。
サイドポールが少し入れにくい感じがありましたが、慣れたら問題なさそう。
説明書を見ながらゆっくり組み立てましたが、初設営ながら25分弱で完了しました。
張り綱をせず、インナーもセットしない状態での試し張りでしたが、風が強くなければ張り綱なしでも案外しっかり。
とりあえずここまで2人で設営しておけば、張り綱調整・荷物の運び出しと二手に分かれて準備できます。
ヒュッテレーベン:オールシーズン使える万能テント
🔼前面の出入口にはひさしが付きます。
試し張りのため下部をペグで固定していませんが、ピンと張ればさらに格好いいデザインに。
ひさし下にランタンを吊るすと山小屋感UP。
前面は真ん中にファスナーがあるので、開放時は両端に巻いていきます。
ヒュッテレーベンは、暑い夏から寒い冬までオールシーズン対応出来るテント。
壁面のT/C素材は通気性に優れ、夏は涼しく冬は暖かく過ごせます。
夏は全面メッシュにでき、冬は全面クローズにしておこもりキャンプをすることができます。
🔼メッシュにできる箇所がとにかく多いヒュッテレーベン。
大きなメッシュ窓も特徴的。
屋根とスカート部分はポリエステル素材なので、フルコットン幕とは違って雨や土での汚れにも安心。
ヒュッテレーベン:キャノピー
🔼こちらはひさしのない後部。
出入口パネルは巻き上げることができます。
今回は、本来背面となる面を前面に使うことにしました。
🔼張り出し可能なキャノピーを広げました。
別売りのALアップライトポール190cmがぴったりですが、今回は手持ちのポールを使ってみました。
高さが少し足りずピンと張れなかったので、翌日Amazonにてポールを購入。
・Ribitek アルミポール テント タープ用ポール 設営用 (直径19mm/5本連結 / 10段階高さ調整) 2本セット 分割式 プッシュボタン式 多段階調整簡単 ランタンフック ソロキャンプ サブポール ポールエンドロック付 角度調整可 3,950円(税込)
多段式のポールは様々なアレンジに応用可能なので重宝します。
ヒュッテレーベンは、前後の出入口が大きく開くので、中抜け構造にできます。
🔼キャノピーはサイドパネルを広げることができます。
後部の左右のファスナーがトリプルファスナーになっていて、日陰面積を増やせるので便利。
薪ストーブの煙突を外に出す時に、どの高さにも対応できるのも便利。
さらにファスナーを外すとキャノピー全開になるので、タープのようにも使えます。
ヒュッテレーベン:リビングスペースのレイアウト
フロアサイズは520×225cm。
テント天井高が最大205cmあるので、立ったままの移動が楽々できます。
フロアレステントなので多彩な使い方ができるのが楽しみですが、購入時の一番のネックは中央リビングスペースの広さ具合。
リビングスペースは約2m四方なので、ここだけで4人過ごそうとすると手狭に。
テーブル+ハイタイプの椅子4つ置くと身動きが取れなくなりそうです。
🔼今回は購入して初めての試し張り&レイアウト確認をしてみましたが、テキーラテーブルをリビングスペースと外に張り出したキャノピーの下スペースに設置することで、過ごしやすくなりそうです。
キャノピーの下スペース近くに、壁テントを張って焚き火コーナーも作る予定。
就寝時にはテーブルやボックスをリビングスペースに収納し、夜露対策をします。
購入する時に店員さんに聞いてみたところ、「シェルターとして使うなら4~5人いけるかもしれないけれど、タープ+テントとして使うなら2人が使いやすいのでは」とのことでした。
子供もそろそろキャンプに付いてこなくなるだろうし、夫婦のデュオキャンプ用なら個人的には十分な広さ。
お座敷スタイルに適していると感じたので、そちらにも初挑戦したいところ。
✅全面お座敷スタイル
✅ヒュッテレーベンを寝室に、別のタープを連結させてリビングを設置
という形にすると、4人のファミリーキャンプでも十分使えると思います。
ソロテントを追加で建ててもいいかもしれません。
ヒュッテレーベン:別売りインナーテント
ヒュッテレーベンはシェルターとして販売されているので、インナーテントは別売りとなっています。インナーの面積は130×210cmで、2人用。
↑ヒュッテレーベン用T/Cインナー
2人で使う時にはインナーテント1つ、4人で使う時にはインナーテント2つと考えましたが、なにせ高いので1つだけ購入。(2人用なのに27,500円!)
4人で使う時には、
✅インナーテント1つ、反対スペースにラグ+コット&自動膨張式インフレータブルマットを敷く
✅インナーテント1つ、反対スペース+リビングスペースをお座敷スタイルにする
✅全面お座敷スタイル
といったレイアウトで対応していきます。
ヒュッテレーベンに大きめタープを連結して張ると居住スペースが広くなるので、インナーテントを2つ設営してもいいかもしれませんが。
ヒュッテレーベンは前後の出入口が大きく開くので中抜け構造にでき、後部のキャノピーを広げる+前面にタープを連結させるといった使い方をすると、かなり広くリビングスペースを作ることができます。
利用人数や利用シーンによってレイアウトを変化させることができるのも楽しみです。
🔼ヒュッテローベンのサイド部分は、片方に2人用のインナーテント、もう片方はラグを敷いてコットを置く予定。
🔼今回はHawk Zingの折りたたみキャンプコットをハイタイプで設置しましたが、ロータイプの方が良さそう。
夏には、コット+メッシュシェルターのスタイルもいい感じに。
両端の天井が低いテントですが、手持ちの三段収納ラックを置くことができて満足。
このレイアウトだと奥の物が取り出しにくいかなと思いきや、奥のファスナー部分はメッシュにもオープンにもできます。
外側から物を出し入れしたり、小さな子供が出入りしたりできるので非常に便利。
お座敷スタイルにすれば、低い位置からの外の景色も楽しめそう。
ヒュッテレーベン:別売りグランドシート
ヒュッテレーベンの関連商品として、
✅マルチシート 210x130用 4,950円
✅PVCマルチシート 210×130用 6,600円
✅グランドマット ヒュッテレーベン用 210x130用 15,400円
がありますが、全面お座敷スタイル用のグランドシートとしては長さが足りなかったので、ちょうどいいサイズのものを他に探しました。
お座敷スタイル用に、270×210cmのグランドシートをAmazonで2セット購入。
・REDCAMP テントシート グランドシート 防水 断熱 軽量 コンパクトに収納 携帯便利 マルチグランドマット アウトドア キャンプ 登山 ピクニック (90/140/180/210/240/270cmx210cm) 1-5人に適用 (270x210cm) を2つ購入して2,580円。
インナーテント下にはサイズが大きめですが、適当に折って敷いて使います。
テント全長520cmで、このグランドシート2枚で540cmになるので、中央を少し重ねるといい感じに使えました。
ヒュッテレーベン:ogawaのガーランド
ogawaロゴのガーランドが990円(税込)で可愛かったので、ヨドバシカメラで2セット購入。
送料込みで1,980円(税込)でした。
落ち着いたカラーリングで、ヒュッテレーベンともいい相性です。
✅前面のひさし下
✅後部キャノピーの張り綱(2つ)
が候補ですが、キャノピーの張り綱に付けると目立つので、引っかからなくて便利でした。
ヒュッテレーベン:テントのたたみ方
ヒュッテレーベンはテントの収納袋がキツキツではないので、適当にたたんでも収納できました。
コットン部分を土で汚したくないので、屋根の上にテントを左右から折り畳んでのせ、上の写真のように収納袋の横幅を確認してから、くるくると巻いて収納しました。(ロッジ型テントの屋根畳み)
風がない日には、テントを干す時にもこの骨組みが使えて便利。
脚を一本折っておくとテント内部の結露の拭き取りがしやすく、右側だけ上げて乾燥、左も上げて乾燥…と作業できました。
この屋根の上では空気を抜きながら巻くのは難しかったので、この状態のままコットやレジャーシートに移動させて巻いていきました。
この方法だと収納が簡単で、撤収作業も楽でした。
※濡れたテントを家で乾かして畳もうと思ったら、屋根畳みに慣れていた分逆に畳みにくくて大変でした。
ヒュッテレーベンと迷ったシェルターテント
オーナーロッジ ヒュッテレーベンを購入する際、似たシェルターテントも色々検討。
✅ツインピルツフォーク T/C (ogawa) 107,800円(税込)
✅ツインクレスタT/C (ogawa) 85,800円(税込)
✅A型フレーム グランピアン ポリコットン (Hilander) 69,800円(税込)
✅ギギ2 (ZANE ARTS) 65,780円(税込)
の4商品が候補に。
➡ツインピルツフォーク T/Cは、ポリコットン素材でオールシーズン使えるテント。
夏は遮光性が高く、冬は生地が分厚いため温かく過ごせます。
フルオープンにするとタープ設営が不必要で、冬にはフルクローズで過ごせます。
簡単設営ができ、フルインナーを購入すると4人で就寝する事ができるのがメリット。
カラーが真っ白なので好みが分かれるかと思いますが、夜の幕内の灯りが映えそうです。
プロジェクターを持参すれば、大型スクリーンとしての枠割も。
➡ogawa(オガワ) シェルター型 ツインクレスタは、ツインポールシェルター。
Y字ポールで、こちらもテントにもタープにも使えます。
コンパクトな見た目ながら、広々空間。
前後を張り出せばタープ不要で、オールシーズン使えるシェルター。
➡Hilander(ハイランダー) A型フレーム グランピアン ポリコットン 単品 HCA2033は、A型フレーム2本を使用したツインポール型テント。
ツインポール型のシェルターではポールが邪魔になりますが、こちらはポール周りを有効活用できてレイアウトが自由に。
側面に近いエリアが動きやすく、側面パネルからの出入りも可能。
前面のキャノピーが左右独立したつくりなので、片側はキャノピー張り出し・もう一方はメッシュといったサイトアレンジができます。
フルオープン・メッシュ・フルクローズと季節に合わせてアレンジできます。
➡ゼインアーツ ZANEARTS GIGI-2 ギギ2は、ギギ1の基本デザインを基にツーポール使用になっているラージサイズシェルター。
ワンポールは空間が狭くなりがちですが、ギギ2はワイド居住空間を確保。
変形八角形ですが、見た目よりも設営が簡単なのもメリット。
多彩なパネルアレンジが魅力で、それほど高額ではないのでコスパも良好。
ラージサイズで区画内に収まらない可能性があることと、スカートがないことがネックですが、ファミリーキャンプ用シェルターには適していると思います。
最終的にはオーナーロッジ ヒュッテレーベンに決めましたが、それぞれにメリットがあり、どれも簡単設営な構造。
入荷待ち・抽選販売というテントも多くあり、購入が難しい場合があるのが悩ましいところです。
オーナーロッジ ヒュッテレーベン:最後に
オフホワイト×サンドベージュ×ダークブラウンのカラーが美しいヒュッテレーベン。
屋根はポリエステルですが、側面はT/C素材で火の粉に強い設計なので焚き火も楽しみです。
ライナーシート付属で結露にも配慮されているのもポイント。
リビングスペースで立っている様子のレビューがなく居住スペースに不安がありましたが、実際に設営してみたところ思ったより使い勝手が良くいい買い物ができました。
2ルームテント・ワンポールテントはよく見かけますが、シェルターを活用したキャンプスタイルはあまり見ないので、床面のない大きめテントを活かしたレイアウト作りを楽しみたいです。
両サイドの屋根が低くなっているので、手持ちのタープと合わせての過保護張りも試してみたいところ。
今まで砂地のキャンプ場を避けていましたが、ヒュッテレーベンは地面に接触している箇所が少なくスカート部分をはらえばいいだけなので挑戦してみようかと。
※以前はテント内の砂をホウキ&ちり取り(+ハンディクリーナー)で除去していましたが、最近はマキタのブロワーを使うように。
エアマットの空気入れ&空気抜き・テントの水滴除去&乾燥&砂除去・テント設営箇所の落ち葉吹き飛ばし・車の砂飛ばし・雪飛ばし・火おこしなど、ブロワーはキャンプで大活躍してくれます。
ヒュッテレーベンは設営と撤収もスムーズなので、キャンプ場でゆったり過ごせました。
シェルターテントなので、
✅インナーテント
✅ポール
✅グランドシート
などを別途購入する必要がありそこそこ値が張りますが、店頭在庫が確保でき、取り寄せ注文もすることができて良かったです。
季節によってレイアウトを変化させていくのが楽しみで、冬キャンプではアルパカストーブも持参して満喫したいところ。
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