2022年のGW、淡路島のキャンプ場「猪鼻谷フォレストパークキャンプ場」を利用しました。
サバイバルサイト・フォレストサイトなど、上級者向けのキャンプも楽しめる自然豊かなキャンプ場。
GW中はどこも予約がいっぱいでしたが、こちらはギリギリ予約が取れました。令和2年オープンの新しいキャンプ場なので、淡路島の穴場のキャンプ場です。
【猪鼻谷フォレストパークキャンプ場の利用料金】
■ヒルサイトA 4,000円
■ヒルサイトB 3,000円
■スカイサイト 5,000円
■スカイサイトⅡ 6,000円
■フォレストサイト(ソロキャン向け) 2,000円
■サバイバルサイト(ソロキャン向け) 2,000円
※2022年5月時点
1人1人に入場料がかからないので、ファミリーでも低価格で利用できるのが魅力。(定員オーバーするごとに、1人につき1,000円の追加などはあり)
山キャンプだと近くに店がなくて困ることが多いですが、イオンスタイル洲本まで10~15分という立地。忘れ物(オリーブオイル)を途中のコンビニで買い足すこともできました。
当初イオンスタイル洲本に寄る予定はありませんでしたが、飲み物や食べ物の調達・淡路島のお土産品の購入もできて便利でした。キャンプ場内に自動販売機がなかったので、暑い時期には飲み物を多めに用意しておくことをおすすめ。
猪鼻谷フォレストパークキャンプ場には管理棟がありません。予約時に伝えたチェックインの時間に、管理人の方が予約した区画で待ってくれています。
薪の購入・電源の使用・ゴミ袋の使用などを確認しながら、料金を支払います。
猪鼻谷フォレストパーク:パークサイト
▲猪鼻谷フォレストパークキャンプ場のメインのパークサイト。計7区画でA・B・C・Dと分かれています。
思ったより梅の木や石が多い印象で、大型テントだと場所によって張り方に工夫が必要な気もしましたが、花見も楽しめるサイト。
元々梅公園だった場所で、メインツリーは樹齢110年を越える梅の古木。
隣との距離感が欲しい場合はスカイサイト・スカイサイトⅡの方がおすすめですが、川遊びをメインに考えているならパークサイトが一番近い場所。
猪鼻谷フォレストパーク:サバイバルサイト
▲見晴らしがいいサバイバルサイト。
サバイバルサイト・フォレストサイトまでの道は、急勾配でかなり狭いです。運転に自信のない方はサイト下に停めておいた方が無難。
今回宿泊した時には、皆さんスカイサイトの一角に停めていました。暑い時期は荷物運びで汗だくになるので、有料の往復運搬を頼んでみても。
猪鼻谷フォレストパークキャンプ場は管理棟がありません。そのため、管理人の方が軽トラでキャンプ場を色々回って声掛けしていました。
上の写真にもあるように、サバイバルサイトまで軽トラで結構強引にワイルドな感じで行き来していて、慣れている人は何てことなさそうではありました。
サバイバルサイトのテントの設営は、草が少なそうな場所が人気(フリーサイト)。今回宿泊した時には、入口近くにウォータータンクが1つ準備されていました。
トイレ・炊事場が遠いのでファミリーキャンプには向きませんが、ソロキャンプ・ソログループキャンプ・キャンプツーリングなどにちょうど良さそうです。
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猪鼻谷フォレストパーク:フォレストサイト
▲林間サイトのフォレストサイトは、本格的な山の中キャンプを味わいたい人にぴったり。
最初はどの辺りがフォレストサイトなのか分からず、奥の森まで歩いて行ってしまいましたが、「実家の山でもこういう所で椎茸栽培していたなー」と懐かしさを感じる場所でした。
フォレストサイトは完全に山なので、ハンモック泊をしたい人におすすめ。ハンモックの紐かけ放題。
「薪拾い放題!」と思ったのに、夕方の山の雰囲気に子供が恐れおののき、「今日はいい。早く帰ろう」とのチキン発言で早々に探索終了(朝でも駄目そうな感じだったけど。)
以前誰もいない海辺でキャンプ泊をした際、ド田舎出身の私ですら「何かあったらやばいな」と多少不安に感じたのですが、このフォレストサイトも山に慣れていないと夜は心細い雰囲気。
他にキャンパーがいれば大丈夫そうではあるので、動物が怖くない人はここの上級キャンパー向けサイトへ。
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猪鼻谷フォレストパーク:ヒルサイト
▲ヒルサイトAとB1~B4。
この区画全部を貸し切りにすることも可能で、グループキャンプにも使えます。
GW、ヒルサイトAを家族4人で利用しました。
料金は、区画料4,000円+AC電源1,000円の5,000円(税込)。安っ。
どこからどこまでがヒルサイトAなのか少し分かりにくい感じもありましたが、上の写真の左の巨大な石から、水場までを使うことができました。
▲公式サイトには水場の左側には"ヒルサイトAだけ"のような表記でしたが、実際に行ってみると水場の横にもう一つソロ用の区画が。混んできたらそこにも人が入るかもとのこと。
AC電源をここから取ることになっていたので、「他のお客さんが入ったら電源はどこから取れば…」と心配になりましたが、何とか大丈夫でした。
ヒルサイトAは変形ながらも思ったより広く、岩のテーブルや木の椅子が使えて便利でした。
▲ただ、AC電源から岩のテーブルまで結構遠く、持参した10Mコードリールでは届かなかったのでキャンプ場のものをお借りしました。
また、ヒルサイトAからヒルサイトB4までは高低差があり、ヒルサイトAはかなり急な坂になっている所があるので(写真右)、どうテント設営しようか少し迷いました。
▲ogawaのオーナーロッジ ヒュッテレーベンと、焚き火台コーナーを設営。昼間はキャノピーを出して日陰を作って過ごしました。
【関連レビュー記事】
➡【オーナーロッジ ヒュッテレーベン】設営簡単なシェルターテント ogawa
➡【オーナーロッジ ヒュッテレーベン】デュオ/ファミリー/キャノピー/お座敷/ソロテントのレイアウト紹介
➡【オーナーロッジ ヒュッテレーベン】お座敷こたつスタイルで冬キャンプ仕様に
岩のテーブルはちょっとした物置に使いました。
写真右側のB1~B4はソロ用ですが、2ルームテントのファミリー利用もありました(淡路島観光の拠点に使っていた模様)。
ファミリー用の区画が取れなかったら、ソロ用サイトを2区画予約するのも良さそうです。
猪鼻谷フォレストパーク:スカイサイトⅡ
▲猪鼻谷フォレストパークキャンプ場での広い区画は、スカイサイトとスカイサイトⅡ。
スカイサイトは10m×10mの広さで、トイレ・炊事場付き。各サイトにAC電源も付いています。
スカイサイトⅡは、スカイサイトよりもさらに広いビッグサイト。各サイトにAC電源が付いていますが、トイレはスカイサイトと兼用で遠め。
夏場は川遊びやホタル観賞のためにパークサイトを利用して、冬場は見晴らしのいいスカイサイトでのんびり過ごしたいなと思います。
猪鼻谷フォレストパークで川遊び
▲猪鼻川。
飛び込みできる場所もありますが、大部分が浅めの川。川で遊ぶ子供がたくさんいました。
アユ・エビ・カニがたくさん生息しているらしく、6月にはホタルも飛び交います。春先から川遊びが楽しめるので、子供達の遊び場にピッタリ。暑さも紛れます。
海水浴ができる場所も周辺にあるので、遊び足りない方はそちらへ。
▲子供がガサガサをしたら小さいエビが10匹ほど獲れて、結構楽しめました。
セリアで購入した折りたたみバケツは、軽くて薄くて持ち運びに便利なのでアウトドアにピッタリ。(付属の透明収納バンドは、ゴミかと思って真っ先に捨ててしまいましたが)
猪鼻谷フォレストパークでわたがし作り
▲せっかく電源サイトを借りたので、わたがし機でわたがし作り。
ざらめを空のポットボトル容器に入れて持ち運ぶと、わたがし機への投入も簡単で便利。パイン飴を投入して作るわたがしも美味。
【モンベル焚き火台】フォールディングファイヤーピット
▲焚き火台でちびちび焼鳥。
ビッグマシュマロを焼いて盛り上がりましたが、家族全員マシュマロが嫌いなので焼いたマシュマロの押し付け合い(ただ焼きたいだけ)。
【関連レビュー記事】
➡【モンベル焚き火台】フォールディング ファイヤーピット使用レビュー+クッカースタンド改造
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猪鼻谷フォレストパークキャンプ場×鹿
キャンプ場への道中の畑に柵がたくさんあったので「?」と思っていたのですが、夜になるとテントから2mの距離に鹿が来たのでビビりました。後から”そういうことだったのか”と納得。
夜にテントから出て水場で食器を洗っていたら、
子供「今テントの間を誰かが通って行ったけど…」
…というので、(こんな所通り抜けする人おる??)と思って照明を当ててみたら、テントの真裏に鹿が鎮座。
なんですか?みたいな感じで堂々としており、写真撮影タイムを与えてくれましたが、真っ暗でうまく撮れなかったのが残念。
子供はテントの真後ろに鹿が来たことにビビり、それから一切テントの外に出ないというありさま。
▲夜にイオンスタイル洲本まで買い物に出たら、途中で鹿の集団にも遭遇。
以前、奈良公園の鹿に「鹿せんべいくれくれアタック」を激しく受けたので、”群れでテントに突っ込んできたらどうしよう”と子供がビビっていましたが、多少鳴き声が聞こえるくらいで、思ったより静かな夜を過ごせました。
オーナーロッジ ヒュッテレーベン×夜空
▲満点の空を堪能しようと思っていたのに、鹿を見てからは子供がテントから出ない。とにかく出ない。
虫嫌いでもあるので、
■どこでもつかえるアースノーマット(コールマン)
■パワー森林香
■扇風機
を併用しながら、テント内でトランプ対戦・ゲーム・YouTube鑑賞。
思っていた過ごし方とは違いましたが、夜のシェルターテントの雰囲気が良かったのでよしとします。
▲蚊対策と暑さ対策に使っていた扇風機を、翌日はシェルターテントの乾燥に使用。風が通るとすぐに夜露が乾くので便利でした。
猪鼻谷フォレストパークキャンプ場に泊まってみて
猪鼻谷フォレストパークキャンプ場の管理人はフレンドリーで、子供にお菓子をくれたりしてとにかく親切。
パークサイト以外は橋を渡る必要があり、曲がるのに多少苦労する狭さなので注意。
何もかも完備された高規格キャンプ場とは違う、猪鼻谷フォレストパークキャンプ場ならではのあたたかい雰囲気を味わいたい人におすすめ。
■仮設トイレ(洋式)
■鹿の鳴き声
■風呂なし
■水道水ではない(井戸水なので飲料水は要持参)
…という点が気にならない方にとっては、格安でのんびりと過ごせるいいキャンプ場。
なんといっても、予約が取りやすいのが嬉しいところです。
※使用する洗剤は、環境保全の観点からヤシノミ洗剤を使用してくださいとのこと。
今度は時期を変えて、またキャンプを楽しみたいと思います。
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