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【SUPフィッシングの安全対策レビュー】アウトリガー/シーアンカー/サメ対策


SUPフィッシングは全身運動で健康的な上に、バランス感覚も鍛えられるウォーターレジャー。船よりも低コストで釣れるのも魅力で、自分の力で釣りあげるという感覚が病みつきになります。

今回は【SUPフィッシングの安全対策レビュー】を紹介。

【SUPフィッシングの安全対策レビュー】アウトリガー/シーアンカー/サメ対策

前回レビュー記事

知識・技能をつけて安全対策を練らないと命を落とす危険性もあるので、SUPフィッシングで私がしてきた安全対策を紹介します。

<目次>
■SUPフィッシングの安全対策
ー気象情報を確認する
ーライフジャケットを装着する
ーリーシュコードを装着する
ー連絡手段を持っておく
ー視認性が高い時間になるべく複数行動
■SUPフィッシングの海難事故について・SOSサイン
■SUPフィッシングを安全にするための準備物
■熱中症・日焼け対策
■危険生物に注意
ーSUPフィッシングのサメ対策
■SUPの穴あきに気を付ける
■SUPフィッシング+アウトリガー
■SUPフィッシング+シーアンカー



SUPフィッシングの安全対策

気象情報を確認する

SUPフィッシングに出る前に、複数回気象情報収集することが大切。
風の方向・波の変化・うねり・潮の流れの変化・潮の満ち引き・海水温・地形などに気を配ります。

天候が予報通りとは限らないので、複数の情報サイト・アプリを使うのがおすすめ


SUPフィッシングが楽にできるのは、風・波・流れがない状態の場合。
風や波が強いとコントロールが難しく、漕いでも漕いでも進まない場合は著しく気力と体力を消耗します

■オフショアの風:陸から海に向かって吹く風
■オンショアの風:海から陸に向かって吹く風
■サイドショアの風:海から陸に向かって真横から吹く風
…と風にも種類があり、特にオフショアの風は危険。すぐに沖に流されます。

一度、横風が強くて出艇場所に戻りにくいことがありました。2人で必死に漕ぎましたが、「数時間の釣りの後の全力パドリングはしんどい!」ということで、出艇場所から200mほど離れた砂浜に降りることにしました。

陸に近かったので焦りませんでしたが、沖で漕いでも漕いでも岸に戻れない場合は絶望だと思います。


個人的には、
風速3m→何とか進める
風速4m→SUPが流される・危険フラグ
風速5m→出艇は中止
 …といった体感。
SUPに不慣れだと、風速3m以上は最初の場所に戻ることすら困難。漕いでばかりだと釣りにならず、大した釣果も期待できません。


SUPフィッシングを始めた頃は天候・波・うねりなどの判断が上手にできず、現地に行って出艇を取りやめることが何度かありました(仕方がないので釣りは諦め、岸辺で遊んで帰宅)。

晴れているから大丈夫と判断するのは危険で、安全にSUPフィッシングを楽しむなら無理に出艇しないのが一番

この天候でも出艇しているカヤックがいる!」という日もありましたが、それぞれ装備や経験値が違うので、「他の人が大丈夫だから自分も大丈夫」と考えるのは危険



ライフジャケットを装着する

ライフジャケットは体格に合うベストタイプを使用。股ベルトを通し、落下の衝撃ですっぽ抜けないようにしています。

▲大人用ライフジャケット・ウェットスーツは黒で揃えましたが、後から「他の人から目視しやすい派手なカラーの方が良かったのでは」と反省。

周囲を見回してみても、赤・黄色・オレンジ・ピンクなどの蛍光色は視認性が高かったです。

ミニボートなどは波間に隠れて船舶から見えにくいので、接触事故を防ぐために目立つ服装をするのは大切。明るいウェアや帽子でカバーしています(陸上では恥ずかしいぐらいの派手カラー)。

ライフジャケットのポケットには、飲み物・日焼け止め・グローブ・替えの仕掛けなどをIN。ポケットが多いと何かと便利。

パドリングする・キャストする・リールを巻くなどせわしなく動くので、荷物を入れすぎて動きが鈍くならないようにも注意しています。



リーシュコードを装着する

SUP本体と自分を繋ぐリーシュコードは必須。落水時、リーシュコードを引き寄せることで再乗艇しやすくなります



私の場合、
・SUP本体と自分の足首
・SUP本体とパドル
・タックルボックスと竿
 をそれぞれリーシュコードで繋いでいます。

SUPツーリングでは常にパドルを握っているのでロストしにくいですが、SUPフィッシングはパドル・釣り竿・網…と色々持ち替えるので、少しの気の緩みがパドルロストに繋がります。

竿とパドルの二刀流のため道具を落とす可能性が高いので、高価な竿は紛失しないように対策。竿を落としかけて自分が落水といった事故が防げます。(リーシュコードだらけだと動きにくいので、臨機応変に。高価な竿を使わないのも手。)


SUPフィッシング2回目の時に100円アイテムを落としだだけでもショックを受けたので、高価なものは特に落下させないように気を配るようになりました。ちなみに、釣った真鯛も針外しの時に落としました(逃がした魚は大きかった)。SUPボードは平らなので、荷物や魚の落下に注意。


ちなみに、リーシュコードは消耗品で寿命が短いです。久々に出艇しようと準備していたら、リーシュコードの付け根のウレタンが劣化していて切れていました。海上で切れなかったのが幸い。劣化具合が分かりにくい部分なので注意。




リーシュコードは最低2本持ち、毎年買い替える方が安心。リーシュコードはトラブルも多いので、”リーシュコードがあればライフジャケットはいらない”と考えず、ライフジャケットは必ず着用。


連絡手段を持っておく

携帯電話は防水ケースに入れておく

落水時のことも考えて、フローティング機能付き防水ケースがおすすめ。

緊急時に通報できるように電話登録しておく

家族でよく海釣りに出かけるので、誰の携帯電話からでも緊急通報できるように118の番号登録をしています。パニックになると電話番号が思い出せなくなるそうです。

海は118番(海上保安庁)、川・湖・池は消防や警察へ。

誰かに行き先と帰宅時間を伝えておくと、連絡がつかない・帰ってこないといった場合に対処しやすくなるかと。


視認性が高い時間になるべく複数行動

日の出前や夜間に出艇するのは、漁船などからの視認性が悪くて危険(自分からは見えていても、相手からは見えていない)。

漁船がどんな時間帯にどう出航しているのかチェックし、航路・定置網から離れ、接触事故が起こらないように気を付けます。※船舶免許が必要なくても、海に出るならある程度の勉強は必要。

また、複数行動であれば海難事故が起きても生存率が高いです。友達同士で行く日を合わせたり、現地で知り合いを増やして行ったりして、お互いに情報をやり取りしながら助け合える環境が一番。



SUPフィッシングの海難事故について・SOSサイン


SUPの海難事故の大半は帰還不能
■悪天候なのに出艇した
■帰りの体力を計算していなかった
■潮の流れや地形の知識がなかった
■夢中になっていて自分の位置が把握できていなかった
■落水して再乗艇できなくなった
■パドルを落とした
など、気象・海象不注意、技能不足が主な原因。

自力で戻ることができなくなったら周囲の人に助けを求め、海上保安庁に連絡を。

他の船舶の引き波はSUPに大きな影響があるので、周囲の船の状況に常に気を配り、横波を受けて転覆しないようにも注意。

■パドルを高い位置でゆっくり左右に振る
■両手を高い位置でクロスさせる・広げるといった動作を繰り返す
■片手を左右に大きく振る
■ホイッスルを鳴らす
■タオルを頭上で振り回す

といったSOSサインを知っておくと便利



SUPフィッシングを安全にするための準備物


私が使用しているSUP本体以外の道具は、
■パドル(予備パドル) パドル紛失・折れに備える
■リーシュコード(複数) 落水に備える
■ライフジャケット 落水に備える
■釣り道具
■ランディングネット 安全に針外しをする
■ポータブル魚群探知機 自分の位置も確認する
■パラシュートアンカー 流されるスピードを抑える
■アウトリガー タンデムSUPの安定性を高める
■フラッグ 視認性を高める
■クーラーボックス
■防水バッグ(貴重品・タオル・飲み物・軽食など)
など。
荷物は最小限にしたいのですが、結構あります。

SUPフィッシングを安全にするための準備物

▲カヤックに比べてSUPは荷物があまり積めないのが難点。

当方は2人乗りで釣りをするので、荷物の量・積み方に工夫が必要でした。必要最低限のものをタックルボックスにまとめて収納し、魚探や振動子も設置(ホンデックスの魚探をボックスの中に固定)。



買い物かごを利用して荷物をまとめる方法もあります。

私は、魚探の防水・ロッドホルダー固定のため、タックルボックスを使用。タックルボックスはSUPボードに固定させてあり、タックルボックスの上に座って釣りをすることもできます。

【SUPフィッシング】SUPにカヤック用アウトリガーを装着

(▲購入したSUPはスタンドアップパドルとカヤックパドルが付属していたので、前はカヤックスタイル・後ろはSUPスタイルに。二人いるとサップパドルを左右に入れ替えて漕ぐ必要がなく、カヤックのダブルブレードでさらに楽になるので結構お気に入りのスタイルです。)

SUPフィッシングの安全対策:予備パドル

▲万が一に備えて、ミニパドルも持参(写真上)。手が水かきになるパドルグローブもライフジャケットのポケットにIN(風が強い場合、腹ばいになって手で水を掻いた方がよく進むため)。

クーラーボックスを積んでおくと、食べ物や釣った魚を保管でき、蓋の上に座って釣りをすることも可能。

私はがっつり荷物を積んでいますが、ボードに荷物を置かず、ウェストバッグに最低限の荷物だけを入れるだけのシンプルな釣りもできます。

装備が少ないと準備も片付けも簡単なので、どちらのタイプで出艇するかはお好みで。



熱中症・日焼け対策


日差し+海面からの照り返しがあるため、夏以外でも想像以上に熱くて体力を消耗します。脱水症状を起こさないように、水分はこまめに補給。

私はエネルギー補給用に軽食も持ち込みます。ポイントに戻る時のパドリングを夫に任せ(←!)、おにぎり・ゼリー・飴などをちょこちょこつまみます。


長袖・紐付き帽子・サングラス・フェイスマスクで日焼けも対策。+日焼け止めも。

手が汚れやすいので、スプレータイプの日焼け止めも重宝します。



危険生物に注意

初めて川SUPをした時、ヘビにSUPと並走されてビビリました。子供を守るためにパドルを構えました。ヘビの泳ぎの早さに驚き。

海釣りでよく見かけるのは、クラゲ。クラゲ・ウニ・貝殻・ガラスの破片・釣り針などを踏んで怪我をしないように、マリンシューズ等は必須。

SUPフィッシングのサメ対策

海水に足をつからせて釣りをする人もいますが、クラゲ・サメ・イルカなどに襲われる可能性があるのでしない方がいいかと。

■釣った魚の血抜きをしている
■釣った魚の内臓を捨てている
■釣った魚をストリンガーに吊るしている
■排泄物・吐しゃ物を流している
といった人を見かけた場合、シャークアタックを防ぐためそこから離れる方が安全。

SUPフィッシングの場合は、血抜きは浅瀬でするようにしています。(プレジャーボートの場合は、美味しい魚を食べるため早めに血抜きしています。)

SUPフィッシングの安全対策:サメ対策

▲私が鯛ラバでよく釣るのは、ネムリブカというサメ。(2022年7月撮影)
昼間は底でゆっくりとしていて、比較的温厚なサメです。目は猫っぽい感じですが、歯が凄い。

ネムリブカに噛まれて事故になることは恐らくないと思いますが、危険なサメがいないとは限らないので注意。インフレータブルSUPがサメに噛まれたら、空気が抜けて沈没する可能性があります。


水族館で「あのサメ釣ったことある~」なんて感想を言う我が子…。



SUPの穴あきに気を付ける


SUPにはハードタイプとインフレータブルタイプがあり、私はインフレータブルタイプのものを使用しています。

引きずる・落とす・岩場にぶつけるといったことに気を配り、空気漏れやバーストにも注意。インフレータブルボードは空気圧が高いので、接着剤のはがれが空気漏れの原因にも。
耐用年数は大体5年で、古いSUPでの沖釣りは危険。点検は欠かさずに。

SUPを収納する際は無理にきつく折り畳まないようにし、保管時は横に倒しておいた方が接地面の負担が減ってSUPを長持ちさせることができます。




SUPフィッシング+アウトリガー

NEO-RIDERS Yahoo!ショッピングにて、カヤック用アウトリガーセットを購入(2018年4月)(詳細レビューはこちら)。

カヤック用のアウトリガー(サイドフロート)として販売されている物をSUP用に流用しています。

SUPフィッシング+アウトリガー

▲アウトリガーを艤装するのは多少手間ですが、安定感は抜群。



SUP本体へのアウトリガーの艤装は、ホームセンターで購入したL字アングルを加工して利用。L字アングル・アウトリガー・タックルボックスを、Dカンを利用しながらラチェット式荷締めベルトで一緒に固定しています。


SUPフィッシング+アウトリガー+魚群探知機

▲海上で立って釣りをしたいと思って始めたSUPフィッシングですが、タンデムSUPだと相方の動き方によってバランスが崩れることがあるので、大抵は座って釣りをしています。

ミニ折りたたみ椅子が便利で、アウトリガーのおかげで安定しています。

写真左はタックルボックスに魚群探知機・ロッドホルダーをセットした様子。

写真右は別日のもので、進行方向とは逆向きで釣りをしている様子(相方は進行方向に向いて釣り)。

最低限の装備でSUPフィッシングをしたい人には邪魔になりますが、安定性を求めるならアウトリガーはおすすめ。私がSUPフィッシングを始めた頃はSUPにアウトリガーを付けているのを見た事がなく、どう付けようか試行錯誤しましたが、慣れてくると艤装も簡単です。




SUPフィッシング+シーアンカー

シーアンカーは、ボードが風や潮流で流されないよう止めるための道具。同じポイントで釣り続けるより適度に流される方が釣果が上がりますが、流されるスピードを落としたい時に重宝します。

最初は自作アンカー(フォールディングアンカーのような形)を使用していましたが、場所によっては引っかかって外しにくい・SUPボードを傷つける可能性がある・ロープが長いということで、パラシュートアンカーに切り替えました。

コンパクトで、簡単に使えるのでおすすめ。



SUPフィッシング+パラシュートアンカー

▲パラシュートのような構造で、海中での抵抗を作ってくれます。フォールディングアンカーのようにロープが長くなくていいのもメリット。

漕いでばかりの釣りを避けることができます(あまりに風や潮の流れ強いとパラシュートアンカーで対処できないこともあり)。

流れが早い日は「釣りじゃなくて筋トレになってるやん!」となるので、コンパクトになるパラシュートアンカーを持っておくのはおすすめです。



~最後に~

安全にSUPフィッシングをするためには、無理をせず、自分の経験値や技量に合ったポイントで楽しむのが大切。
命あっての趣味です。

SUP → ゴムボート → ポータボート → プレジャーボート
…と段々とマイボートが増え、どれも一長一短がありますが、どれで出艇するにしても天候チェックは必須。


マイボートで釣りをするようになって良かったことは、ボウズ知らずになったこと。陸からの釣りとは釣果が全然違います。

陸釣りでは「いい場所が取れなかった」と諦めることも多く、バス釣り以外で大物をほとんど釣ったことがありませんでした。

SUPフィッシングの自由度の高さと釣果は大きな魅力。大物がかかると、SUPボードごと魚に引っ張られるほどの臨場感も楽しめます(ちょっとこわい)。


SUP本体はそれほど高くないのでハードルは低め。
ただ、海に出る以上はきちんとした装備や知識は必要不可欠なので、本・サイトなどで情報収集し、経験者の方に教えてもらったり同行してもらったりするのが安全です。


SUPフィッシングやカヤックフィッシングではあまり女性を見かけませんが、女性でもはまったので、夫婦・家族・友達同士で始めるのもおすすめ。SUPフィッシングでは写真撮影する余裕がなくて写真が少ないのですが、今後もSUPフィッシングに出かけて釣果を上げたいと思います。



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