ポストと外構が一体型で「将来ポストのサビが心配だな」と思っていましたが、外構業者の方の「大丈夫です」との言葉を信じて数年。
雨風に晒されてポストの塗装が剥がれて錆び、その錆びが真っ白な外構の壁に染みを作って何とも汚い状態に。
高圧洗浄機で洗ってみましたが、汚れが進んでしまっているせいか準備が面倒くさい割に思ったより綺麗にならなかったので塗装をすることに。
外構業者に洗浄・塗装の見積もりをお願いするとまぁまぁの値段がしたので、自分で塗装してみることにしました。
ポストを自分で塗り替え
まずは、一番面積の狭いポストの塗り替えを。塗装するにあたって、前日に外構とポスト全体を軽く水洗い。サンドペーパーでも軽く錆びを落としました。
翌日完全に乾いているのを確認してから、自宅にあったマスキングテープでポスト周りを養生。
▲ポストのさび落としにはサンドペーパーを使用しましたが、ホームセンターにて「サビ落としパット」という商品もありました。
ポスト塗装に使用した塗料
【Amazonで購入 2019/11/24注文】
- アサヒペン 油性高耐久鉄部用 ツヤ消し黒 1/5L
667円(税込)
▲ポロポロと取れるようなサビは取り除く必要がありますが、サビドメ兼用の鉄部用塗料特殊防錆剤が配合されている鉄部用塗料を購入したので、サビの上から直接塗れて便利な商品。
サビ落としもサビドメ塗料も不要で、塗装の手間を大幅に短縮できるのが◎。
冬の寒空の中での作業なので、手早く済ませたくて簡単な養生と適当な塗りでしたが、そこそこうまく塗れました。埋め込み型ポストではなく、独立式ポストならもっと簡単に作業できると思います。
「乾燥時間:夏期/1.5~2時間、冬期/5~6時間」ということでしたが、思ったより早く乾燥しました。面倒臭くて一度塗りだけですが、それでもそこそこの仕上がりに。
ツヤ消しタイプを選択したので、塗りたてのような光沢感がなくて自然な仕上がり。
塗料の粘度が高くて塗りにくい場合はペイントうすめ液を使用すればいいとあったので一応用意していましたが、この程度の面積であれば問題なし(うすめ液を使ったら垂れて塗りにくかったかも)。
かなり量が余ったので、自転車のサビ塗装などに流用しようと思います。
・
外構の壁の塗装
錆びたポストの塗装が終了したので、今度は外構の壁を塗装。▲作業するにあたって、コーナンにて
■養生テープ2種類
■ペイントローラーキット
■万能用ハケ(100円ショップ商品)
を購入。
今まで持っていたものは黒色塗装に使ったので、白色塗装用に新たに購入。
ペイントローラーは100円ショップでも売っていましたが、ローラーの大きさはコーナンのこのサイズのものが使いやすかったです。壁の凸凹している部分を塗装する際、しっかり塗り込むことができます。
まずは、外構の壁の右半分だけを塗装したいので、その境目を広めの養生テープで養生。前回塗ったポストも養生。
▲最初はポストのサビだけでしたが、そのサビが周辺の壁を汚すようになってしまいました。ポストが錆びてきた時点で修復しておけば外構の壁の塗装までしなくて良かった……と思うので、今後は気を付けたいところ。
▲外構の壁の前面部も養生。よく見てみると、壁の黒ずみも結構ありました。
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外構の壁の塗装用に購入した商品
【Amazonにて購入 2019/12/1注文】
▲エコ美ウォール[耐水タイプ]は、内装・外装兼用のリフォーム用の着色トップコート。
バリエーションはかなり豊富で41色展開。標準塗布面積は1袋あたり5~7㎡なので、一袋で十分でした。
耐水性があるタイプなので、外壁・外堀塗装・内装のキッチン、トイレなどの水まわりに使えます。
※溶剤系塗膜面、タイル面、しっくい面、サイディング面、鉄、コンパネ、プラスチック面、シリコン・フッ素系塗膜面、撥水面、ワックス面、FRP面には施工できないので注意。
外構の壁はのっぺらとした形状ではなく、横に筋が入っている凸凹としたデザイン。普通にローラーを転がすだけでは綺麗に塗ることができず、ローラーを壁に押し付けながら何度もコロコロすることになったので少々疲れました。
うまく奥まで塗れない所はハケでたたき込むようにして塗り、ポストとの境目など細かい部分もハケで仕上げました。壁に凸凹がない場合は簡単に塗れると思います。
最初の壁の状態と大きく違ってしまったらどうしようかと不安でしたが、塗り壁の質感を損なわず、一人で綺麗に仕上げることができました。ゴミが少なく、短時間作業なので思ったより簡単でした。
▲壁の裏。真っ白に仕上がりました。上部・側面・表面・裏面と塗りましたが、一度塗りでここまで綺麗に塗れたら十分。
養生の時間を除くと、塗りにかかった時間は1時間位。この程度の作業時間なら数年後も楽にできそうです。
ちなみに、最初はポストの一部しか養生していなかったのですが、早い段階でポストに触れて白く汚してしまったので、ポストの全面を養生することにしました。
白くついたら黒色ペンキで塗りなおそうと思いましたが、ついた直後ならうすめ液でさっとふき取るだけで落ちて便利でした。
・
塗装時の服装について
作業用の服を着ていましたが、さらに100円ショップのレインコートを羽織って作業しました。
100円なので使い捨てできます。
晴れの日にレインコート姿は変な感じでしたが、冬の寒さも凌げました。次回ペンキ作業をする時にもレインコートを使用したいと思います。
丈の長いタイプを選んでおくと、スボンの汚れ防止にもなります。
作業中は靴も汚れやすいので、靴カバーを付けるか、安いサンダル等を履いて作業するのがおすすめ。
・
外壁のカビ・黒ずみ除去にも着手
ポストを綺麗に塗装できた際に、横の壁のカビや黒ずみが気になったので、そちらも綺麗にすることにしました。▲目地が黒ずみ、全体的に苔がついて緑色になってしまっています。
▲気が向いた時にブラシで水洗いしたこともあったので所々綺麗ですが、最初の色を忘れてしまうような汚れっぷり。穴が多く開いたデザインなので、穴の中をブラシで一つ一つ磨くのはかなり大変で、放置気味でした。
外壁のカビ・黒ずみ除去用に購入した商品
【Amazonにて購入 2019/12/1注文】
- アサヒペン 屋外用コケ・カビ・黒ずみ除去スプレー 800g
1,138円(税込)
▲コンクリート、れんがなどの外壁、塀に付着したコケ・カビ汚れ、黒ずみ、藻の除去に使用することができます。泡状で出てくるので、壁に使う時に便利。
容量800gで、約800回スプレー可能。
▲分かりにくいですが、泡スプレーをした状態のもの。泡を吹きつけたら、スーッと壁に染み込んでいくような感じ。
お風呂のカビキラーのように表面に多く薬剤が残るかと思っていたのでびっくり。全体をまんべんなく綺麗にしたかったので、泡を吹き付けたらブラシでなじませるようにして使いました。
吹き付けてから放置するだけで綺麗に落ちるようですが、ブラシでなじませて軽く擦ってみました。泡スプレーをしてブラシで少し擦ったので、ザラザラとしたものが少し壁に付いています。
風のある日に作業したので乾燥も早く、結構な量を使う羽目になりましたが、十分な役割を果たしてくれました。長年の汚れが一度で綺麗に落とすことができ、即効性があって助かりました。
▲泡を水で流したところ。
かなり汚れていたのに、随分綺麗に。強く擦ると素材を傷めるかともしれないと思い軽く擦る程度でしたが、十分汚れが落ちました。
一年目からこの部分の壁の汚れは気になっていたので、こまめにごしごし洗っていたのですが、下に花を植えているので洗剤を使うことができず、段々と汚れが蓄積してしまった状態でした。穴が開いているデザインは隙間汚れが取りにくかったのですが、泡をなじませるだけで綺麗になって良かったです。
外構をして数年経ち、黒カビは少々仕方がないかと諦めかけていたのですが、緑色のカビはかなり気になっていたので、今回綺麗に除去することができて良かったです。
なるべく下に植えている花に影響が出ないように、軽くカバーをして水で流しましたが、2週間経っても花が枯れた様子がないのでひとまず安心しました。
泡が飛んで服を汚すといけないので、天気がよくて風のない日に作業することをおすすめ。
途中で面倒になったので上半分だけの作業。
うまく養生すれば花への影響もなさそうだったので、次回続きの下半分の作業をしたいなと思います。特に外構が傷んだ様子もなかったので、次は玄関タイルの黒ずみにも使いたいです。
業者に頼もうかなと思っていた汚れ落としを自分ですることができたので、随分安く綺麗にすることができて良かったです。
年末の大掃除の際にも使用したいと思います。
ちなみに、
家族が注文してくれたこの商品ですが、上の写真のような壁の汚れに使うように購入してくれていたようです。
・エコ美ウォール[耐水タイプ]~内装・外装兼用リフォーム用着色トップコート カラー41色あり~ 白練[2]
・アサヒペン 屋外用コケ・カビ・黒ずみ除去スプレー 800g
この2つが同時に到着した時点で気づくべきでしたが、
「黒ずみ除去スプレーをかけてから塗装した?」と聞かれて初めて気が付いたので、サビの上から直接塗れる「アサヒペン 油性高耐久鉄部用 ツヤ消し黒 1/5L
その点が非常に悔やまれます。。。
黒ずみ除去スプレーで壁を綺麗にしてから塗装した方が壁の状態を綺麗に保てると思うので、次回する時には忘れずに作業したいです。
今回の作業は結構簡単だったので、予算を抑えて外構を綺麗にしたい方にはおすすめです。
崩れたピンコロ石をDIYで修復
外構にピンコロ石を多用しているのですが、よく通る場所にあるピンコロ石に体重をかけて踏み続けたせいで負荷がかかり、ピンコロ石の接着が取れてしまいました。最初は真ん中の一つがグラグラしている状態だったのですが、それに構わず負荷をかけ続けてしまった結果、所々くっついたところがあるものの、15個分位のピンコロ石が下のコンクリート部分の土台から完全に外れてしましました。。。
半年くらい放置していましたが、段々と元の位置からずれてきてしまったので、修復をすることに。
最初はモルタルを使って修復を考えていましたが、もっと簡単に修復ができるものを見つけたので、そちらを使用。
使用したのは、ブロック接着剤のナルシルバー 1KG
使用用途は、ガーデニング用レンガの接着、車止め、歩車道境界、中央分離帯等の接着。
ナルシルバーは水性なので湿った下地にも施工ができ、毒性・引火性がなくて安全に作業できるのも嬉しい所。
▲チューブからヘラに取って、直接ピンコロ石やコンクリート部分につけていくだけで簡単な作業でした。(必要な物もこの2つだけ)
コンクリート部分やピンコロについた土・砂を除去して軽く水拭きし、接着剤を塗っていきました。
ピンコロ石をすり合わせるようにして圧着。
隙間をがっつり塗るとはみ出した時の処理が面倒なので、適度に塗っていきました。
最初からがっつり接着せずゆっくりと接着していくタイプなので、慌てて処理する必要がなく、調整しやすいのもポイント。
こんなに簡単にできるのかと驚きました。
貼付後は24時間以上放置して養生。
乾燥する前に雨に当たると溶けてしまうので、天気予報のチェックは必須。
1kgチューブ1本で5~7本の車止めブロックが接着できる程なので、かなり余ってしまいました。
半分くらいのサイズが欲しい所。
有効期間は1年で、良好な状態で保管すれば1年以上経過しても使用できるようですが、早めに使用した方がいいそうです。
▲元々ピンコロ石・モルタル・ピンコロ石・モルタル・・・といった具合にくっついていたのですが、その間に薄く塗ることでうまく修復することができました。
見た目も違和感なし。
写真右から2個目と3個目の間は少しはみ出てしまいましたが。
▲2個目と3個目の間のはみ出てしまった部分。
乾燥してくると少し黄色・黄緑がかった感じの灰色になりましたが、この程度なら許容範囲。
▲ピンコロ石と下のコンクリート土台との接着をメインにしたので、そこははみ出る位厚めに。
ピンコロ石の角が欠けてしまっている隙間には、ヘラ先を使って埋め込み、より多めに塗りました。
▲ピンコロ石は2段積んでいるデザインですが、1段目と2段目の接着がうまくいって良かったです。
▲乾燥が終わって砂利を元のように敷き詰めたら、下の部分のブロック接着剤はうまく隠れました。
ブロック接着剤を塗ったので少し厚みができ、すべてのピンコロ石とモルタルを使うとデザイン的にはみ出てしまうので、モルタルは一つ分減らしました。(写真赤枠)
15個分くらいのピンコロ石を接着するために、このモルタル一つ分しか厚みがなくても接着してくれたのが嬉しい所。
一日経った後で触ってみましたが、がっちりと固まっていたので良かったです。
耐久性があるのかどうか今の所分かりませんが、想像よりも簡単な作業で便利でした。
千円強で補修できたので安くあがって良かったです。
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