三年半使用してきたドラム式洗濯乾燥機、NA-VX800AL(パナソニック)。
給水時にグーグーという異音、乾燥時にキーキーといった異音が発生するようになったため、修理を依頼。
以前にも修理してもらった給水時のグーグー音は2ヶ月前から鳴っており、キーキー音も5日前から鳴りだしたので、まとめて修理してもらうことにしました。
また、おまかせ乾燥であと1時間位残っている状態でも綺麗に乾いていることが多いので(過乾燥ぎみ)、その辺りも確認してもらいました。
修理内容・交換部品・修理費用
【修理内容】
■ポンプ不良による洗剤自動投入時の異音 ⇒ポンプ交換■水槽軸部不良による乾燥時異音 ⇒水槽セット交換
■乾燥不良 ⇒ヒートポンプユニット交換
【交換した部品】
■AXW008CA4200 ポンプ■AXW12A-3AHS スイソウセット
■AXW023CA42HM ヒートポンプU
【修理費用】
無料。無料長期保証・NewThe安心(ヤマダあんしん保証)に入っているので、ヤマダ電機に修理依頼。今回の修理内容は保証で対応してくれたので、全て無料になりました。
※脱水受けカバーに不具合があった場合は保証対象外で、6000円程度部品代を自己負担する必要があったようですが。
洗濯機修理開始
電話にて故障内容を伝えていましたが、翌日の訪問時に確認してもらった所、ドラム・水槽丸ごと交換が必要とのことで修理は別日に。部品が届くまで3日ありましたが、この異音なら通常通り洗濯をしていいとのことでコインランドリーを頼らずに済みました。
▲洗濯機の分解開始。
洗濯機の天板・前面・背面を開けての作業になるので、脱衣室・浴室・廊下が荷物置き場に。
▲ドラムを外した様子。
水槽軸部の不良→交換
▲水槽軸部の不良のため、矢印部分が削られていました(ドラムの底)。
洗い・すずき時にはあまり音が鳴らず、乾燥時にキーキー音が聞こえていたのですが、水が潤滑油代わりとなって擦れる音をかき消していた模様。
そのため、乾燥が終わった直後に手動でドラムを回した時にもキーキーと鳴ることがありました。
以前Vベルトの不具合で異音が発生しており、今回もすり減りが原因かと思いましたが別の原因でした。
※最初はキュルキュルといった音に聞こえ、洗濯機の蓋と脱水受けカバーが擦れているのかと思いましたが、底が擦れていたようです。
▲水槽軸部不良によりドラムの底が削られ、水槽部分に6か所黒い跡が残っています。片方にだけホコリの筋が黒く残っているのも気になるところ。
毛布など軸部に負担のかかる洗濯物を洗ったせいかと思いましたが、軸部分の初期不良で、使い方が悪くて出る症状ではないとのこと。
▲取り外されたドラム部分。
少し濁り気味ではありますが、適当に使っていた割には茶カビがなくて安心。
▲よくよく見てみると、ドラムの上部にはホコリと髪の毛が挟まっていました。ドラム丸ごと交換のため、この辺も綺麗になって有難いところ。
ヒートポンプユニット・ポンプ不良→交換
▲洗濯機上部。右の黒い部分のヒートポンプユニットも丸ごと交換。
後述しますが、このヒートポンプユニット内部のアルミフィンにはホコリが分厚く付着していてヘドロ状態だったので、丸ごと交換で助かりました。乾燥フィルター掃除の表示が最近よく出ていたので、その辺りの改善にも期待。
洗剤自動投入時にグーグーなっていたのはポンプ不良ということで、ポンプも再度交換。
洗濯機周辺・洗濯機内部をセルフ洗浄・掃除
洗濯機の大部分を外しての修理のため、かかる時間は3時間~という大掛かりな作業内容。かなり時間がかかるので、その間に外した部品をセルフ洗浄させてもらうことにしました。
作業の邪魔にならないように、風呂場から少し離れた洗面所で各パーツを洗浄。
洗濯機パン・洗濯機周辺
▲まずは洗濯機パン。
※修理を呼ぶ前に、排水トラップと排水ホースは洗浄済み。
洗濯機をかさ上げしていないので洗濯機の下に手が入れられず、時々スキマキーレー(隙間ブラシ)を入れて掃除。取り切れていなかったホコリを綺麗に拭き上げました。
洗濯機と壁との間は伸びるハンディモップで掃除していましたが、それでも取れていなかった部分もこの機会に拭き掃除。
排気ダクト
▲排気ダクトも洗面所でセルフ洗浄。蛇腹になっているので、普段は綺麗にホコリを取りきれない場所です。
乾燥経路の掃除は、おそうじブラシでたまにする程度。
純正おそうじブラシを使っているので、大きな塊は詰まっていませんでしたが、ブラシでは取り切れなかった繊維くずを丸洗いできて良かったです。
脱水受けカバーの内側
▲脱水受けカバーの内側。
この隙間を普段から掃除できることに気付いたので、中央のくぼみ部分にはあまり汚れが蓄積していない状態。ヘラでかき出していたので傷が心配でしたが、特に傷もなく一安心。
ただ、外側にはホコリが結構溜っていました。
ヘラで隙間掃除をした後は、ゴムパッキンや排水フィルターに大きなホコリの塊が何個も出てくることがあったのですが、この外側についていた繊維くずが剥がれて出てきたものだったのかもしれません。
▲専門業者なら丸洗いしてくれるようですが、洗剤の残りかすやカビの蓄積はなかったので、濡れふきんで拭くだけで綺麗になりました。
ホコリが蓄積すると全方位シャワーや乾燥が機能しなくなるので、月一回とまめに槽洗浄するのがおすすめだとか。
▲外側は白いものが全体的に付着していますが、これはグリスなので落とさない方がいいとのこと。ここの部分は濡らさずに周りを拭き掃除しました。
窓パッキンの裏は直前に掃除していたので、特に気になるホコリはありませんでした。
▲窓パッキングの掃除は定期的にしていますが、ゴム部分を引っ張りすぎると、矢印部分のピンが外れて修理が必要になるそうです。強く引っ張りすぎないように注意。
洗濯機の乾燥経路への異物落下
一回目の訪問の時に「あまりお勧めはできないけれど……」と開け方を教えてもらった、ヒートポンプユニットのアルミフィン(熱交換器)。奥の乾燥フィルターのさらに奥にあり、ドライバーで外すと確認できるようになっています。
▲ヒートポンプ表面のアルミフィンにはヘドロが蓄積。乾燥フィルターを突き抜けて、短い髪の毛も溜っていて衝撃の汚さ!
これほど汚れているとは思わなかったので、この部分も交換となって助かりました。
乾燥経路にドライバー先端が落下
修理の方に奥を見せてもらっていたのですが、2回目訪問の前に自分でも確認しようとドライバーで開けようとしたら、ドライバーの先端を乾燥経路にカン!と落下させてしまいました。乾燥経路に歯ブラシを落下させないように隙間ブラシを購入して注意を払っていたのに、余計なことをしてしまって大ショック。
▲今回の修理では水槽やドラムを丸ごと交換することになっていたので、その際にドライバーの先端を探してもらいました。
異物落下後は洗濯機を回さない方がいいとあったので、全く動かさずに放置。
排水パン・排水ダクトまで落ちず、ドラム庫内に引っかかっていたようです。
落下させたまま洗濯機を使用すると、ドラムの裏側と本体との間に引っかかってしまって取り出すのが困難になる場合も。
歯ブラシなどの落下の場合、通常なら1万円超え(業者によっては2~3万円の請求になるので冷や汗が出ました)。
今回はたまたま翌日にドラム丸ごと交換修理が入っていたので無料でしてもらえましたが、洗濯機の裏側のみを外す修理なら(ポンプ交換・Vベルト交換)、別料金が発生したかもしれません。
ちなみに、ドラム式洗濯乾燥機の分解洗浄ではドラム・ダクト・パッキンなどを一気に外します。クリーニングのついでに異物を救出してくれる業者もあるので、今度同じミスをしたら分解洗浄を頼もうと思います。
ヤマダあんしん保証のクリーニングサービスにはドラム式洗濯乾燥機だけが入っていないので、その点が残念なところ。
ドラム槽の下にマスク混入
▲ドラム槽の下のヒーターのある部分によく落下物が入り込んでいるようですが、今回はそこにマスクが引っかかっていました。▲マスクは半分に切れており、残り半分はどこにあるのかとダクトや排水部分もチェックしてもらいました。結局見つからず、「そういえば何か月か前に排水フィルターにマスクが流れてきていたな……」と思い出しました。これも衝撃の汚さ……
ヘアピンなどは排水フィルターに流れ出てくる場合も多いようです。
マスクなど小さいものは隙間に入り込みやすいので、次からは洗濯ネットに入れようと思います。
洗濯機の手入れ
▲何かの拍子でドアを破損してしまいそうで、蓋は閉めっぱなしだったドラム式洗濯機。水槽に水垢・カビがたくさん付着しているのでは……と想像していたのですが、閉めっぱなしの割には思ったよりも少なめ。
ホコリが溜まった黒い筋、右のカビ筋、底のカビが気になる点で、それ以外はまぁまぁな感じ。
普段の洗浄は、気が向いた時に衣類用の塩素系漂白剤で槽洗浄をする程度。(黒カビや臭いが発生した時はパナソニックの洗濯槽クリーナーを使う用に記載されています)
乾燥をよく使うなら、槽洗浄は月一程度とまめにした方がいいそうです。
▲洗濯槽の汚れが気になっていたのですが、ドラムも水槽も新品になって良かったです。
■気になっていたドラム槽の汚れが確認できた
■普段できない部分の洗浄ができた
■洗濯機の大部分が新品になった
……ということで、かなりすっきりしました。
ドラム槽の下部分のパイプも洗浄したかったのですが、今回こちらの取り外しが必要な作業ではなかったので、掃除できなかったのが心残り。
前日に排水パイプを洗浄したら中にヘドロがあってかなり汚れていたので、他の部分も汚れているはず。
何年かに一回は専門業者に分解洗浄を頼みたいところ。
保証内容にもよりますが、被害を最小限で抑えるために、気になる点があれば早めに相談・修理依頼をかけた方がいいかなと思います。
今回は3点修理交換してもらいましたが、どれもエラーコード表示は出ていませんでした。エラーコードが表示されていなくても、「普段と違う」と思うことがあれば保証期間内に直しておいた方が、高額修理にならなくて済むのでおすすめです。
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